『佐川氏尋問認めず 大阪地裁「採用なく判断可能(⇒裁判長は、本件に関し、裁判前に不当な「予断」を持っていることを自ら証明している)」 森友文書改ざん』 毎日新聞5月25日付朝刊はこう報じている。学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の妻が佐川宜寿・元理財局長(64)に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が25日、大阪地裁であったという。中尾彰裁判長は妻側から出されていた佐川氏への本人尋問を実施しないことを決め、「採用しなくても判断は可能で、不必要だ(安倍忖度か? 嘆かわしい!)と述べたという。 裁判官は自分にとって不都合な真実が出ることが予想される案件は入り口で門前払いし、実質的な審議をしないことがよくあるが、今回も見事にその例通りになっている。中尾裁判長よ、何をやりたくて裁判官になったのか。上司に忖度して、ただ、昇進したいのか? ここは佐川を証人として呼び出して、事件の深奥を明らかにすべきだった。中尾裁判長よ、あなたのような能力・指揮では国民が本当に知りたい真実は解明されないのだ。中尾氏が、万が一にも最高裁裁判官になるとは思えないが、国民審査の時には、躊躇なく不適の「X」 をつける以外にない。中尾裁判長よ、「森友文書改ざん」事件は、国はウソをつき通し、最後は、不都合な真実が出ることを恐れ、裁判を自己の都合でとりやめて、賠償金は国費(国民の税金)で払い、何一つ解明されていないのだ。ウソをつき続けて逃げ回った「佐川元理財局長」を尋問しないで、更に真相解明は闇入りとなる。稀代の忖度男「佐川」と稀代のウソツキ男「安倍」は法廷で裁かれるべきだ。このままでは、多くの善良な国民は納得しないだろう。