毎日新聞2025年5月28日付朝刊社説はこう論じている。『兵庫県知事が「漏洩指示」 もう言い逃れは許されぬ』
真っ黒な斎藤知事はいつまでも言い逃れをするのか。自分が訴えられているのに、自己に好都合な詭弁を弄し、逃げ回っている。自らは裁かれる立場なのに、どう間違ったのか、自分で判断して、一人粋がっている。
このようなアホバカ人間はどういうプロセスで生まれるのだろうか。どこかのお坊ちゃんで、わがままいっぱいに育ち、親・家族はじめ周囲の人たちの心を忖度できない、野生動物そのものだ。どんな教育を受けてきたのか、想像を絶する家庭環境で突然変異を起こしたか。
事実ならば言語道断である。社説はさらに、行政トップとしての任に値しないと断じている。
斎藤元彦・兵庫県知事のパワーハラスメント疑惑を告発した元県西播磨連民局長の私的情報を漏洩した問題で、知事自らが指示した可能性が高いと県の第三者委員会が結論付けたのだ。
県は告発者を特定する過程で、元県民局長の公用パソコンを調べ、私的情報のファイルを見つけた。第三者委員会の調査報告書によれば、20
24年4月に元総務部長が知事に私的情報を報告した上で、3人の県議に知らせた。
知事の側近だった元総務部長は当初、県議との面会すら否定していたが、調査の途中で主張を翻した。今年2月に「弁明書」を第三者委員会に提出して漏洩を認めた。知事らの指示に基づく「正当な業務」だったとと説明したという。県はこの漏洩について容疑者を特定しないまま、地方公務員法の守秘義務違反容疑で県警に告発している。元総務部長の違法行為を知事自身がそそのかしていた事実が浮上したことになる。
知事は第三者委の事情聴取に「元総務部長が独自の判断で議会側との情報共有したと思う」などと指示を否定した。報告書の、報道陣に対して「漏洩の指示はしていないという認識に変わりない」と述べた。
しかし、報告書によれば、私的情報を県議と共有するよう知事からあったと、元副知事らの複数の幹部が証言した。否定するのなら、説得力のある説明をする必要がある。
私的情報を見せられた県議は、その目的について「元県民局長の人格に疑問を抱かせ、告発文書の信用性を貶める目的があった」と認識していたという。
知事自身も「元県民局長の公用パソコンには倫理的に不適切な文書があった」などと、私的情報をを暴露するような発言をしてきた。
元県民局長は、告発文書が「誹謗中傷にあたる」として懲戒処分を受けた後, 24年7月に死亡した。自殺とみられる。
社説は言う。私的情報の漏洩が元県民局長を死に追い込んだ可能性もある。知事の疑惑を追及していた元県議も中傷を受けて死亡している。もう言い逃れは許されない。知事は自らけじめをつけるべきだ。
⇒全くその通りだ。裁判所に裁かれるという、公人として、最悪の結果を受ける前に、自ら辞任すべきだ。このままでは、県民を愚弄するだけでなく、法律・家族・親族からも完全に見放され、「非人」として、この世から消えゆくしかないだろう。このまま、言い逃れを続ければ、不都合な真実に見放されるだろう。その責任は自ら取るべきしかない。