『皇居の春 満喫』 毎日新聞3月26日付朝刊はこう報じている。サクラの見ごろに合わせた皇居・乾通の一般公開が25日始まったという。朝から雨が降り続くあいにくの天候だったが、9330人が訪れ、通りに植えられたソメイヨシノなどの写真を撮りながら散策し、皇居の春を楽しんだ(カサをさしながら散策する人々の上に展開する、満開のソメイヨシノのカラー写真が掲載されている)。4月2日まで。 毎年春と秋に公開されていたところ、新型コロナウィルスの影響で2020年から中止が続いたが、昨年秋に再開した。希望者は午前9時~午後3時半に坂下門から入場するという。桜の鑑賞は、咲き始め、満開、そして散り始めの各段階で趣が異なるが、筆者(当研究所代表江原幸雄)は散り始めの頃、ヒラヒラと舞い落ちる桜吹雪の下を通るのが特に気に好きだ。