2024年5月30日、毎日新聞朝刊一面は『支援員配置 自治体8割 児相で一時保護 子の意見代弁』と報じた。児相は、子供の人権を守る機関としてあるが、本欄でも過去何度も「子どもの人権無視を続けてきた」児相相談所は一度解体的出直しをすべきと指摘を続けてきたが、国もっやっと重い腰を上げるようだ。虐待を理由に一時保護されるなどした子供の声を聞き、周囲に伝えるのを手助けする「意見表明支援員(子どもアドボケイト)」の配置事業を今年度,児童相談所を設置する全79自治体のうち約8割に当たる61自治体が実施することが、毎日新聞の調査で明らかになった。子どもの意見表明権を保障する取り組みの一環として、今年4月に施行された改正児童福祉法で自治体の努力義務になった。同法は「家に帰りたくない」と児相に訴えていた千葉県野田市の小学4年の女児が一時保護を解除されて2019年に虐待死した事件などを受け改正された。児相には,子どもの一時保護や施設の入退所などを決める際に本人の意見を聞くことを義務付けた。ただし、子どもが一人で意見をまとめたり、伝えたりするのは難しいこともあるため、児相から独立して子どもの側に立ち、意見表明を支援するアドボケイトの配置が法定化された。希望が反映されるように児相に働きかける役割もになう。一時保護された子どものほか、親元から離れて児童保護施設や里親家庭で生活している子どもも対象となる。支援員配置によって、救われる子どもの数は少なくないだろう。新制度ができても児相職員の意識が変わらなければ、救われるべき子ども救われない。児相職員は新法に応じた抜本的な意識改革が望まれる。










