『嘘つき常習犯のプーチン大統領 記者が見た ”ごまかしの手口”』 インターネット情報3月30日(AERA dot. 2022/03/30 08:00)はこう報じている(朝日新聞・論説委員・駒木明義氏)。・・・もはや国際社会はプーチン氏の言葉を信じていない。なぜ彼は見え見えの嘘を重ねるのだろうか。『プーチンの実像』(朝日新聞出版)の著者の一人である駒木明義氏は、プーチン大統領を直接知る多くの人物を数多く取材してきた。駒木氏によると、これまでにもプーチン氏の「嘘」を浮き彫りにした数々のエピソードがあるという。それではいかに駒木氏の文書を紹介しよう。・・・・・プーチン大統領は2月24日に公開されたテレビ演説で、ウクライナに対する侵攻開始を発表した。しかし、この演説、実は3日以上前に録画されたものではないかという説が、根強くささやかれている。侵攻に先立って21日に公開されたテレビ演説では、プーチン氏はウクライナ東部のドネツクとルガンスクという2カ所の自称「共和国」の独立の承認する考えを表明した。ところが、21日と24日のテレビ演説に登場するプーチン氏の服装やネクタイは全く同じなのだ。話している場所は位置も同じように見える。もしもこの2回のテレビ演説が同じ日に録画されたものだとすれば、ウクライナへの全面侵攻に至る全ての筋書きは前もって決められており。21日には引き返せないところまで来ていた、ということになる。実際、ロシア大統領府が発表するプーチン氏の映像の日付はまったくあてにならない。筆者(駒木氏)は2016年の時点で、こうしたプーチン大統領の日程のごまかしを裏付けるかなり確度の高い証拠を報じた。・・・・・以下その時の発見が詳細に述べられている(事実に基づいたかなり詳細なものであり、何枚もの写真を含め、あまりに長いのでここでは省略)。・・・・・。実は、プーチン氏がクレムリンで集中的にこなした公務を、大統領府がいくつかの日にばらして発表しているらしいことは、モスクワの外交関係者の間では以前から知られていた(なお、日本の首相の場合はこんなことはできない)。なぜロシアの大統領府はこうした情報操作をしているのだろうか。その理由は分からない。ただ、細心の注意払わないと足をすくわれる取材対象だということだけは間ちがいないだろう(朝日新聞論説委員・元モスクワ支局長 駒木明義氏)。⇒すなわち、公開されているプーチン大統領の言動はほとんど嘘か、偽造されていることであり、大統領府から発表される「プーチン関係記事」は全て偽物であるようだ。本欄でもプーチンに関しては多くのことを紹介(当研究所代表江原幸雄により)してきたが、プーチンの言動には怪しいものが多く、そのほとんどは嘘と断じている。⇒こんなウソツキ人間とは交渉は成り立たない。
日本の安部元首相は稀代の「大嘘つき」であるが、プーチン大統領は世界をまたにかけた「大嘘つき」のようだ。こんな大嘘つきと協議するウクライナ大統領の苦労は尽きないだろう。協議の様子がテレビで全世界に放映されることを期待したい。プーチンがどんな嘘つくのか見ものである。