『対話AI専門家1300人「開発停止を」』 毎日新聞3月30日付夕刊はこう報じている。 対話型AI専門家1300人「開発停止を」 毎日新聞3月30日付夕刊はこう報じている。 対話型人工知能(AI)などの高度なAIシステムが、社会と人類に深刻なリスクをもたらす恐れがあるとして、米国で1300人を超す専門家が少なくとも6か月開発停止するよう求める公開書簡を29日までに発表したという。米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)、米アップルの共同創業者であるスティーブ・ウオズニアック氏など多くの企業経営者や科学者、大学教授らが賛同の意思を示す署名をしているという。書簡は、マスク氏らが外部アドバイザーを務める非営利団体が22日付で作成。29日にツィッターで公開し、同日午後6時半時点で1330人が同意する署名をしているという。⇒この分野の専門家ではないので、詳細は分からないが、専門家の間では、最近の対話型人工知能(AI)の開発状態の急進展が「近い将来社会と人類に深刻なリスクをもたらす恐れがある」と判断しているようだ。科学・技術の近年の開発スピードはとてつもなく早く、その利用結果は人類にマイナスをもたらすという懸念を多くの専門家が抱いているようだ。そこで、このあたりで、一度冷静に考えるために、開発研究を一時中止しようとする提案のようだ(⇒対話型AI研究者には反対する人間も少なくはないとも懸念される)。専門家は現状のまま開発速度が続けば、想定外の「社会と人類に深刻なリスク」が生じかねないと心配しているようだ。一般市民にも大いに関係するリスクであり、専門家の枠を超えて、広く議論がオープンに行われるべきだろう。人間は、後から失敗だったと言えるような誤りをいくつも行ってきた。今回は開発当事者の研究者側からの提案であり、広く社会提言として、オープンな議論が世界中でなされることを期待したい