『(新型コロナ)感染者急増22万人超 休み明け 12県で過去最多』 毎日新聞1月6日付朝刊はこう報じている。厚生労働省は5日、新型コロナウィルス感染症の新規感染者数が全国で226904人確認されたと発表した。今冬の感染の波では最多で、九州、四国、中国地方を中心に12県では最多を記録した。インフルエンザも3年ぶりに全国で流行期に入っており、国は同時流行に備えて感染対策の徹底を呼び掛けている(⇒ただ、国民に十分伝わっていないのが現状ではないか。大いなる懸念がある)。1月6日(金)の全国の新規コロナ感染者数は前週の同曜日12月30日(金)より、34841人増加した。この1週間当たりの増加率は約18.1%となっている(1月4日及び5日は1週間当たりの減少率が50%程度であったが、元データにやや疑問があったが、1月6日のデータは正確と思われる)。一方、死者数は前日より334人増加、重症者数は前日より35人増えて650人と高いレベルにある。1カ月当たりの新規感染者数の大きな増加および死者数・重症者数が多く、かつ増加気味であることをを考えると、コロナ感染は収束しているとはとても考えられない。インフルエンザも全国で増加傾向にあり、同時流行が懸念される。⇒国民は感染への基本的対策を今後も励行する必要がある。国は、コロナ感染、インフルエンザ感染の同時流行拡大を、国民に周知するとともに、適切なワクチン接種を全国規模で早急に実施する必要がある。厚労省は全力で取り組め。責任官庁の厚労省の対応は如何にものんびりしている。これでは感染が無間地獄化してしまう。厚労省よ、改めて国民の安全安心を講ずる責任官庁であることを自覚して、適切な対応を遅れることなく取るべきだ。