『全国のコロナ新規感染者数は66397人』 毎日新聞11月7日付朝刊はこう報じている。1週間前の同曜日10月31日(月曜日)は新規感染者数は40611人だったから、この1週間で25786人増加したことになる。1週間当たりの増加率は約64.5%で前日66.6%とほぼ同じで、かなり高い数字と見るべきだろう。死者数は前日より46人増加、重症者数は前日より8人増えて170人。これらの数値はいずれも増加中で、新型コロナ感染が収束したとはとても言えないだろう。現状は、「第7波」は減少をし続けているが、「第8波」が急激に拡大中。したがって、国民は引き続き基本的感染対策を励行し、政府は適切なワクチン接種を全国規模で急拡大すべきだろう。新型コロナ感染が拡大しつつある中、今冬はインフルエンザ感染も予想されていることから、今冬は最悪の同時感染拡大となる可能性が大きい。⇒国は「第8波」の急拡大をしっかり認識し、今冬に予想される同時感染阻止に全力を挙げるべきだろう。さらに、円安対策と国民の生活安全・安心のために、より機動的に動くべきだ。岸田政権はすべてにおいて遅い。無為無策と言われても仕方ない状態だ。これでは政権の支持率はさらに低下する一方だろう。岸田政権最大で唯一の目標「より長い政権維持」も遅からず崩壊するだろう。大洋中の航海に出発したが、方向が定まらず、右往左往を続けている。やがて、氷山(⇒多くの未解決の政治課題)と衝突し、海中分解するのではないか。