『どれだけ蛮行を重ねるのか ウクライナ侵攻 露の「報復」攻撃』 、毎日新聞10月12日付朝刊の社説はこう断じている。・・・・・国際法を無視して蛮行を重ねるプーチン露大統領に、激しい憤りを禁じえない。ロシア軍がウクライナの約20都市をミサイルや無人機などで攻撃し、民間人など100人以上が死傷した。軍事施設やインフラを狙ったと主張している(⇒これまでの経験から、ロシアからの発信は全てウソ)が、ウクライナ側によると、住宅や教育施設などが破壊された。非戦闘員への攻撃は国際人道法に違反している。マクロン仏大統領は、民間人を狙った攻撃だと位置づけ、「この戦争の本質を根底から変える」と指摘した。バイデン米大統領はロシアによる戦争犯罪の責任を追及すると表明した。各国首脳の非難は当然だ。事態をエスカレートさせた責任はロシア側(⇒突き詰めればプーチン一人)にある。きっかけはロシアとウクライナ領クリミアをつなぐ大橋で起きた爆発だった。プーチン氏は「ウクライナの特務機関によるテロ」と主張し、それに対応する攻撃だと正当化している。爆発がウクライナの攻撃だったとしても、ロシアの「報復」が許されるわけではない。ロシアは2014年、クリミアを一方的に「併合」し、18年に大橋を建設した。しかし、国際社会の圧倒的多数は、クリミア併合を認めていない。橋の爆発を自国領への攻撃とするロシアの主張には根拠がない。プーチン氏の自分勝手な考えで、罪のない市民が犠牲になっている。あまりに理不尽で、度を越した「報復」というほかない。ウクライナの反転攻勢でロシア軍は苦戦を強いられ、プーチン氏の予備役動員に反発が起きている。戦争反対を叫ぶ市民の声にこそ耳を傾けるべきだ。ロシアは先日、ウクライナ東・南部4州を一方的に併合した。国連総会は近く、これを非難する決議案を採決する。国際社会は、これまでにロシアに一定の理解を示してきたインドや中国などを取り込んで、対露包囲網を強化する必要がある。プーチン氏は核兵器の使用さえ示唆し、世界は国際秩序崩壊の瀬戸際にある。今すぐ、ロシアを止めるべきだ。各国が危機感を共有しなければ、取り返しのつかない破滅を招きかねない。⇒プーチンの脳は破壊されてしまっている。プーチンに、二言贈呈しよう。「バカに付ける薬はない」。「バカは死ななきゃ直らない」。