『首相「謙虚、丁寧に」 悪質商法の被害救済 法改正検討 職業能力開発へ 5年で1兆円 所信表明演説』 毎日新聞10月4日付朝刊一面トップはこう報じている。これが「所信表明か?」 本当に岸田首相は政治理念がなくなく、国民にもビジョンを語ることができない人だ。悪質商法にしても職業能力開発でも、以前から解決を迫られている課題で、わざわざ「所信表明演説」で強調する課題ではない。これでは積み残し課題を一つ一つ解決していくだけだ。首相は一体何がやりたいのか全く分からない。目前の課題を一つ一つ、地道にやるだけのようだ。これらは担当大臣に任せればよいのだ。首相として、国は何をやるべきか、よく考えるべきだ。こんな体たらくでは、支持率は低下のまま回復できない。岸田丸は方向定まらず、大洋中を彷徨し、やがて機雷や氷山と衝突して、何も政策課題を解決せずに、沈没する以外はないだろう。岸田首相よ、総理の座の居心地は悪いか。もっとけん引力を強く持って、政権を引っ張るべきだ。