『規制法衆院通過の風景』毎日新聞6月14日(金)夕刊特集ワイドで佐藤千矢子論説委員は 「はじまりのうた」 と題して 自民党及び岸田首相の対応を痛烈に批判している。・・・政治資金規正法の改正案が衆院を通過した6日、議員会館の廊下で、国民民主党の玉木雄一郎代表とばったり出くわしたという。「本会議場にいた?」と聞かれ、「いけなかった」と答えると早口でこう語りだした。「今日の本会議はひどかった。笑い声が出て、立憲民主党の岡田克也幹事長がパーティーを予定していたことを批判する討論には、拍手が起きた。自民党に全く反省がない」
玉木氏はこの日の記者会見でも冒頭、同じような感想を述べた上で「怒りを持って抗議したい」と語っていた。自民党の態度が、よほど腹に据えかねたのだろう。
テレビや インターネット中継を見ているだけでは、本会議場の小さな笑い声まではわからない。現場のリアルな温度感が伝わってくるようだった。
衆院を通過した改正案は「抜け道」だらけで、抜本改革にほど遠い内容になった。
政党から政治家個人に渡される「政策活動費」の全面公開や廃止は実現せず、使途は「10年後」にしか公開されない。しかも領収書は黒塗りとなる可能性がある。
政治資金を監督する第三者機関の設置は、時期が明示されず、実現するのか疑わしい。野党が求めた企業・団体献金の全面禁止には全く触れられていない。
「なぜ今月23日までの国会の会期を延長して、きちんと改正案を通そうとしないのか?」。先日、知人からこう聞かれた。
衆院特別委員会の審議時間はわずか約13時間。当然の疑問だ。
改正項目の多くは、法案の本則ではなく付則に検討事項として列挙された。早急に中身を詰めて、本則に入れるべきものばかりだ。
岸田文雄首相は、最低限の再発防止策だけで早く問題を終わらせたいのだろう。首相周辺からは会期の延長論も聞こえてきたが、それは規制法改正のためではない。
一方、自民党内は、首相が今国会で衆院解散に打って出ることへの警戒感から、会期延長は回避したいとの思いが強い。早く国会を終え、次期衆院選に備えて、地元の選挙区を回りたいというのが、多くのあほバカ自民党員たちの心境のようだ。延長などとんでもない、だから規制法改正法が中途半端なものに終わっても仕方がない、ということのように見える。
⇒これが史上最悪の能無し岸田首相と能無し自民党員の集団「没落確実政党自民党」だ。岸田首相がやってる感を見せたのは初めだけで、党員を含めて初めから、改正しようという気は全くなかったようだ。首相を含め、すべての自民党員は、裏金を自由に使えればよいと思っているのだ。狂った自民党政治を継続するには裏金がなければ成り立たないことを、自民党員挙げて証明したようなものだ。こんな自民党は消滅するしかない。総選挙で、自民党が破壊的に消滅する哀れな姿が「自民党惨敗」と報道されるこを、心から期待する。慌てふためく、あわれな自民党の没落が近いうちに見られるだろう。多くの国民とともに高みの見物をしよう。そして、都合が悪くなると、いつものように国外逃亡だ。今回も同じだ。税金の無駄使いだ。税金ドロボー。今回も同じストーリーだ。まさに能無しの行いだ。恥ずかしい限りだ。これが一国の首相の哀れな姿だ。