『終戦77年 不戦の決意 戦没者追悼式』 毎日新聞8月16日付朝刊はこう報じている。 77回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、参列者はに日中戦争と太平洋戦争で犠牲になった310万人を悼んだ。新型コロナウィルスの感染拡大を受け、参列した遺族はコロナ禍前の約10分の1の569人だった。ロシアによるウクライナへの侵攻が続いている中での開催。天皇陛下はお言葉で「世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べられたという。一方、岸田首相はと言うと、官僚のコピペを読み上げたようで、歴代首相の追悼式での核心部分の言及では2018年安倍首相の「歴史の教訓を深く胸に刻み、世界の平和と繁栄に力を尽くしてきた」と全く同文であったようだ。この、一国の首相の情けなさは計り知れない。岸田首相よ、政治理念および政治ビジョンを構築し、自らの言葉で述べなければ、全く国民には伝わらないのだ。時間と税金の無駄だ。先日の広島・長崎原爆慰霊式でも、双方でほとんど同じ慰霊の言葉を述べたようである。岸田首相よ、このようなアホバカの問題行動を十分反省せよ。国民をなめ切っているとしか言えない。支持率はどんどん低下する中、岸田丸は大洋中での漂流が続く。何か大きな事象に遭遇し、一気に沈没しそうである。来年も在任中ならば、深慮した結果を自分の言葉で述べよ。