『民間初の月着陸 (⇒(残念ながら)失敗 国内ベンチャー 燃料尽き、衝突か』 毎日新聞4月27日付朝刊一面のトップ左横欄はこう報じている。宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)」(東京都)は26日、自社開発した着陸船が、月着陸を達成できなかったと発表したという。このミッションは成功確率が低いもので、困難な技術であったようだ。大変残念な結果となってしまったが、失敗の原因を冷静に慎重に検討し、今後の成功を期待したい。一連の報道見ていると、同社代表の袴田武史代表は記者会見で繰り返し「データを獲得できたのは大きな達成で、次へ向けた大きな一歩だ」と強調し、謙虚で真摯な反省が見られないような印象をもたらせたようだ。これでは応援する国民も何んとも言えない気持ちになってしまう。今回のミッションが極めで困難なものであることは国民はよく理解しているのだ。多額の経費が失われたが、再挑戦のためには必要な経費を、クラウドファンディングなど(もちろん国も一定の支援をするだろうが)で行う必要があるかもしれない。そのためには多くの国民の支援が必要であり、国民目線を十分意識した記者会見での発言を望みたい。いずれにしても、今後の成功を期待したい。