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 毎日新聞2024年9月18日付朝刊一面トップは『「読書 月ゼロ冊」6割 国語世論調査 初の5割超え 全年代で最多』と報じている。月に1冊も本を読まない人が6割超に上ることが、文化庁が17日に公表した2023年度の「国語に関する世論調査」で判明したという。
 同じ調査項目が設けられた08年以降では最も多く、初めて5割を超えた。スマートフォンやネット交流サービス(SNS)の普及が原因とみられ、文化庁の担当者は「読書離れを顕著に示しており、国語力の養成に影響が出かねない」と危機感を示している。
 ⇒過去において、テレビが急激に普及し始めたころ「一億総白痴化」という表現が喧伝されたが、今回は「第2次一億総白痴化」と言えなくもない。長い文章を書いたり、読んだりする経験が消滅しつつあるようだ。近年日本人の知識レベルおよび文化レベルが低下したと思われる言動がテレビ等でしばしばみられるが、日本人の知識・文化レベルの低下は確実に進行しているようだ。
 毎日新聞2024年9月17日付朝刊一面は『円上昇 一時139円台 海外市場 1年2か月ぶり水準』と報じた。
 週明け16日のアジアの外国為替市場で円が対ドルで上昇し、円相場は一時、1ドル=139円台半ばを付けた。2023年7月以来、約1年2か月ぶりの円高・ドル安水準。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が17,18日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げを決め、日米金利差が縮小するとの観測から円を買ってドルを売る動きが優勢となった。FRBの観測も怪しいものだ。
毎日新聞 2024年9月15日付朝刊「文化の森」欄で、「邪馬台国 畿内説の現在」が紹介されているが、邪馬台国畿内説はすでに論破されており、非科学的で、誇大妄想(古代妄想?)の説である。次回で、九州説が取り上げられるようだが、どのように論じられるか、注目したい。
 毎日新聞2024年9月12日付夕刊は『自民総裁選 9氏届け出 岸田氏後任 27日投開票』と報じた。 岸田首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選は12日告示され、高市氏、小林氏、林氏、小泉氏、上川氏、加藤氏、河野氏、石場氏、茂木氏、の9人が立候補を届け出た。過去最多の立候補者数を大幅に超えた。強いてあげれば、小林氏を推したい。
毎日新聞2024年9月12日付朝刊は米大統領選におけるTV討論について『初のテレビ討論 非難の応酬 ハリス氏:新時代のリーダー強調、トランプ氏:終始守勢に 強がりみせ 当惑、憤慨したトランプ氏』と論じた。
 11月の米大統領選の主要候補によるTV討論会が10日開かれた。残り2カ月を切った選挙戦の終盤に向けて、民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)のどちらが弾みをつけたか。⇒TV討論は、ハリス氏優勢のようだが、ここはアメリカ国民の良識を信じよう。トランプ氏が当選するようなことになったら、米国だけでなく、世界が暗黒となる。アメリカ国民の良識を信じるほかはない。
 2024年9月10日付毎日新聞朝刊一面は『一力(遼・本因坊) 囲碁主要世界戦V  日本勢19年ぶり 「応氏杯」初制覇』と報じた。
 囲碁の国際棋戦「第10回応氏杯世界選手権」五番勝負の第3局が8日、中国・上海で打たれ、一力遼・本因坊(27)が謝科九段(24)に黒番中押し勝ちし、3連勝のストレートで初優勝を飾った。主要な世界戦で日本勢が優勝したのは、2005年のLG杯の趙ウ九段以来で19年ぶり。
 2024年9月10日付毎日新聞朝刊一面トップは『長崎被爆 体験者15人認定 「旧3村に黒い雨」地裁判決 29人の訴えは退ける』と報じた。⇒長崎地裁の判断は一定の前進はあったが、データの見方の非科学性、政治(内閣)に忖度する三権分立の放棄等裁判官の弱さが出た「卑屈な裁判官の性格」が改めて明示された。⇒そもそも村境界で「黒い雨」の降り方が異なるということはあり得ない。科学に無知な裁判官の限界だ。
 長崎の爆心地の東西7~12㌔で原爆に遭いながら国が指定した援護区域外にいたとして被害者と認められていない被爆体験者44人(うち4人が死亡)が長崎県と長崎市に被爆者健康手帳の交付などを求めた訴訟の判決で、長崎地裁(松永晋介裁判長)は9日、爆心地の東側の旧3村(現在はいずれも長崎市)にいた原告15人(うち2人死亡)を被爆者と認め、県と市に手帳交付を命じた。3村では原爆投下後に「黒い雨」が降ったと認め、「放射性降下物が降下した相当程度の蓋然性が認められる」と判断した。残る29人の訴えは退けた。⇒この種の集団訴訟においては、線引きの科学的理由が不十分のもとで、訴訟人の中に差別を生み出す悪弊が絶えない。この種の裁判では、裁判官は科学的データの不十分さを十分認識し、漏れがないように広めに地域設定をすべきではないか。それが国の戦争責任というものではないか。
 毎日新聞2024年9月5日付夕刊一面トップは『幻の「甘露水」100年の軌跡 台湾人彫刻家・黄土水の傑作 日本に 「少女」公開でブーム』と報じた。大正時代、台湾人で初めて東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学した彫刻家の黄土水(1895~1930年)。その代表作である彫像「甘露水」(1919年)が母校、東京芸大に里帰りした。「台湾のビーナス」とも称される傑作は、戦後の台湾で姿を消し、幻の存在となっていた。その「発見」に尽力した台北教育大北師美術館創設者で総合プロデューサーの林曼麗氏が、その秘話を語った。新聞には黄氏の顔写真(白黒)の他に、代表作「甘露水」や胸像「少女」がカラーで紹介されている。黄は台湾の日本統治が始まった1895年、台北に生まれた。台湾総督府国語学校(現・台湾教育大)で木彫の才能を認められ、1915年、台湾人で初めて東京美術学校彫刻科木彫部に入学、高村光雲に師事しつつ、自ら西洋の大理石彫刻を学んだ。・・・・今回公開される「甘露水」は21年の第3回帝展での入選作品。大理石の彫像で、裸身の女性が大きな貝殻を背に立つ姿から「台湾のビーナス」とも称される。顔を上げて胸を張り、凛とした姿だ。正面から見た写真が掲載されているが、若く、美しく、力強く、希望に燃える見事な傑作だ。数奇な運命をたどる中で、発見され、100年を超えて、母校東京芸大に里帰りすることになったものである。見たいものである。「ミロのビーナス」とは異なる印象を与える世紀の傑作である。
 
 
 
 毎日新聞2024年9月4日付夕刊一面はこう報じている。『東証一時1500円超安 NY株下落・円高進行で』。
 4日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落した。前日のニューヨーク市場での大幅反落や円高進行を受けて、ほぼ全面安の展開となり、前日終値からの下げ幅は一時1500円を超えた。
 3連休明け3日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前週比626.15ドル安の4万936.93ドルで取引を終えた。
 3日発表の米製造業の関連の経済指標が市場予想を下回ったことで「米経済が想定以上に減速している」との懸念が広がり、幅広い銘柄が売られて下げ幅は一時700ドルを超えた。業績好調の半導体大手エヌビディアが10%近く下落するなど、ダウ平均銘柄以外でも売り注文が膨らんだ。
 この流れを引き継ぎ、東京市場の日経平均株価も大幅に下げ、午前11時現在は前日終値1,298円10銭安の3万7397円21銭。半導体関連などの日経平均株価への影響が大きい銘柄の下落が目立った。
 株価急落は、4日午前の外国為替市場の円相場が一時1㌦=144円台となるなど円高・ドル安が進行したことも要因になった。米景気の先行き懸念から米国債の利回りが低下し、日米金利差の縮小が意識されたほか、投資家のリスク回避姿勢が強まり、ドルを売って円を買う動きが広がったという。
 米景気の先行きを巡っては、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウェル議長が8月下旬の講演で、金融引き締めの長期化による雇用悪化に警戒感を示すなど懸念も強まっているという。「疑心暗鬼となった投資家が経済指標に一喜一憂し、株価が過剰に動く」(米アナリスト)展開になっており、不安定な値動きが続きそうだという。
 ⇒今回(いつもそうであるが)株の変動では、儲かった人も損をした人もいるが(全体として、ゼロサム?)、株の動きの予測は、自然現象の予測よりはるかに難しそうだ。株の予測では「人の思惑」という、不確かな魔物が常にいるが、自然現象は自然法則に則って進む。決して「人の思惑」は関与できない。ただし、ゼロサムではない。
 
 毎日新聞2024年9月3日付朝刊はこう報じている。『デブリ回収中断 東電が報告延期 経産省指摘受け』。東京電力福島第1原発の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の初回収に向けた2号機での作業が中断されたトラブルで、2日に予定していた小早川智明社長による斎藤健経済産業相への報告が直前に延期された。東電がこの日の定例記者会見で明らかにしたという。
 東電は2日午後、作業が中断した原因や対策を報告する予定だった。しかし、報告の内容について経産省から指摘があり、改めて精査が必要と判断。東電がこの日の昼頃に報告時期延期を申し出たという。新たな日程は決まっていない。
 東電は8月22日に2号機の核燃料デブリ試験取り出し作業に着手する予定だった。しかし、取り出し装置を格納容器内部に押し込むパイプをケーブルに設置する順番に間違いのあることが直前で判明し作業を中断。斎藤経産相に報告を求められていた。⇒こんなことで、核燃料デブリの全量回収ができるのか(核燃料デブリの総量は880トンで、失敗した試験取り出し量はわずか3㌘。意味のある期間に完了できるのか? 技術も意欲もない東電には無理なのではないか)。
毎日新聞2024年9月3日付朝刊一面は『麻生派裏金17年以前も 元議員「誰も違法と」思わず』と報じている。ある元議員は「不記載が違法だと思っていた所属議員は誰もいなかった」と述べており、当時の麻生派議員はすべからく、裏金に無知だったということになる。こんなあほバカ集団で一体何を議論していたのか、不思議だ? もっとも、派閥の長自身が漫画本しか読まず、漢字もまともに読めないのだから、当然か。
 『類は友を呼ぶ』という言葉があるが、この派閥にぴったりだ。
 麻生派とは何のためのグループなのか。実に不思議な存在だ。そんな不思議な存在が日本の政治の一部を動かしているのだ。日本の政治は、根本から作り直さなければならない。
毎日新聞2024年9月2日付朝刊一面トップはこう報じている。『麻生派裏金認める証言 薗浦氏元秘書「380万円口座に」17年のパーティー』。
 2022年に政治資金規正法違反で薗浦健太郎元衆議院議員が罰金などの略式命令を受けた事件で、元秘書が東京地検特捜部の調べに対し、薗浦氏が所属していた自民党派閥「為公会」(現・志公会=麻生派)の政治資金パーティ―の収入から17年に分配された380万円を事務所の裏金を貯める口座に入れたと供述していたことが刑事裁判の確定記録から判明したという。自民派閥の政治資金パーティー裏金事件では安倍、二階、岸田派が立件されたが、麻生派で裏金の存在を認める証言が確認されたのは初めてとなる(隠蔽したのだ)。漫画本しか読まず、漢字もろくそっぽ読めず、意味不明の失言を繰り返してきた、夜間・料亭政治という政界の裏側を暗躍してきた、アホバカ「麻生太郎」の暗闇がついに明らかにされた。今回の総裁選でも、無能なのに政治の裏を取り仕切る黒幕として動き、今後もキングメーカーとして、自民党に裏からにらみを利かせるよう、陰でふるまってきたようだが、もうそれもかなわない。政治の舞台から完全に抹殺されるだろう。一方、同派の総裁選候補として、声を上げている河野太郎も総裁選に立てなくなるだろう。都合悪いことは隠蔽し、金に薄汚い自民党議員は今回の総裁選立候補から手を引くべきだろう。この件の他にも、裏金に汚れた自民党国会議員はごまんといるのではないか。これらの輩には、総裁選の立候補権・投票権を自民党総裁は与えるべきではない。新総裁が決まって、総選挙が行われても、黒い裏金議員は立候補すべきでない(その前に、選挙民が投票しない)。自民党は少なくとも、党公認から外すべきだ。腐りきった自民党にできるか。できなければ、総選挙における自民党の大敗北は火を見るより明らかだ。元首相で悪役「麻生太郎」は、さしずめ自民党破壊の首魁となるであろう。自民党は今後、よほどのことがない限り、政権に復帰できないだろう。野党よ、裏金のカネまみれ政治の自民党と決別する絶好の機会だ。志ある野党を糾合し、政権を奪還する絶好の機会だ。日本をまともな国に戻す、絶好の機会だ。野党は、この際、自民党が立ち直れないほどの鉄槌を与えるべきだ。小異を捨て、大同団結をすべきだ。そうでなとい新生日本は立ち上がらない。正に、日が没する、住みにくい古びた日本が依然として続くことになってしまう。野党の責任は大きい。
 毎日新聞2024年9月1日付朝刊一面はこう報じている。『関東など線状降水帯恐れ 台風10号 各地で大雨続く』。台風10号は31日、徳島県三好市辺りから東南東の紀伊半島付近の海上へと進んだ。台風の雨雲や、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が関東甲信や東海地方に流れ込んだ影響により、三重県では一時、線状降水帯が発生するなど各地で大雨が降った。気象庁は、1日午前中にかけて関東甲信や東海でも線状降水帯が発生する恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。⇒当研究所のある埼玉県狭山市(関東甲信内)では早朝から雨が降り続いているが、大雨とは言えないようだ。雨雲レーダーで監視を続けている。
 毎日新聞2024年8月31日付夕刊一面は『東・西日本 大雨恐れ あすにかけ、台風10号 四国横断』と報じた。
 台風10号は31日未明、勢力を弱めながら四国を横断した。気象庁は、西日本や東日本では9月1日にかけて、台風や太平洋高気圧の縁を回る暖かい湿った空気が流れ込むため、ところによっては大気の状態が不安定となって大雨の恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。⇒どうやら、台風の勢力は弱まり、暴風圏は消滅し、熱帯性低気圧に変ずるが、依然と大気の状態は不安定で、当地埼玉県狭山市(関東南部の埼玉県南西部)では9月3日ごろまで雨が降るようだ
 
 
 毎日新聞2024年8月31日付朝刊一面はこう報じている。『予算概算要求 最大117兆円 来年度社保、防衛、国債費が増加』。⇒すでにやめることになっている岸田首相のでたらめさにはあきれてものが言えない。2025年度には財政の健全化を実現すると約束してきたではないか。この人は「目先しか見えない」。そして、「立つ鳥、後を濁す」の典型だ。日本では、このようなでたらめ首相が何代も続いてきた。自民党から新しい首相が選ばれても、残念ながら、この流れは変わらないだろう。野党が一致団結して、新しい政治をやらない限り、日本は陽が没する国になり果てるだけだ。全く嘆かわしい。
 毎日新聞2024年8月31日付朝刊一面トップはこう報じている。『台風10号 広域で大雨続く 近畿、東海 線状降水帯 恐れ』。台風10号は30日午前、勢力を弱めながら九州中部を横断し、午後には愛媛県から高知県を横切ぎるように進んだ。風速25m以上の暴風はなくなったが、気象庁は近畿と東海では31日午前中までに線状降水帯が発生する可能性があるとして警戒を呼び掛けている。⇒当地(埼玉県狭山市)ではまだ雨が続くようだ。最終的に台風の影響がなくなるのは、本欄ですでに予測したように9月3日ごろになりそうだ。
 毎日新聞2024年8月30日付朝刊一面トップはこう報じている。『台風10号 列島縦断恐れ 3人死亡、1人行方不明』。台風10号は29日午前8時ごろ鹿児島県薩摩川内市付近に上陸し、九州北部を北上した。31日にかけて西日本を東に進む見通し。大雨や強風の影響による死傷者も出ており、警察庁によると、愛知県で3人が死亡。毎日新聞の29日午後8時現在のまとめでは、九州で1人が行方不明、82人が重軽傷を負った。台風の動きが遅いために西日本を中心に長時間にわたり非常に強い風が吹き、総雨量も多くなり、災害の危険度が急激に高まる可能性があるという。 
⇒台風の動きが非常に遅いので、当地(狭山市、埼玉県南西部)にいつ頃、どんな状態で来襲するかわからないが、来週9月3日(火)ぐらいではないか。当地まで日本列島上を通る可能性が大きく、海からの水蒸気の補給もなく、地形も険しいので、大雨は降るかもしれないが、最大風速は40mを超えることはないだろう。必要な対応をして、来襲を迎えたい。温暖化の中の台風は大型化するようだ。人類は脱炭素を早急に実現しなければならない。現在日本の政界はトップ選出で混乱の中にあるが、いずれも近視眼的な発言だけで、脱炭素化を強調する候補者がいないのは極めて残念である。
 毎日新聞2024年8月29日付夕刊は『台風10号 鹿児島に上陸 九州で1人不明 31人けが』と報じた。
 台風10号は29日午前8時ごろ、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。今後、進路を東向きに変えながら九州や本州に進む見込み。台風の動きが遅く暴風や大雨が長く続くとして、気象庁は土砂災害や低い土地への浸水などに最大級の警戒を呼び掛けている。九州南部では記録的な大雨となり、大雨特別警報を発表する可能性がある。
 台風の勢力は非常に強いから強いに変わった。気象庁は28日から奄美地方を除く鹿児島県に出していた暴風、波浪、高潮の特別警報を29日午前10時半で警報と注意報に切り替えた。
 気象庁によると,28日から29日にかけて、鹿児島、宮崎、大分の3県で線状降水帯が発生。宮崎県美郷町では27日から29日午前7時までに平年8月1か月分を上回る701.5㍉を記録した。
  台風は29日午前10時現在、熊本県天草市付近を時速15㌔の速さで進んでいる。
 
毎日新聞2024年8月29日付朝刊一面トップは『「最強」低速台風 九州へ(⇒午前8時ごろ、すでに鹿児島県阿久根市付近に上陸) 暴風・高潮 鹿児島に特別警報 四国でも線状降水帯恐れ』と報じた。 気象庁は28日、非常に強い台風10号について、「経験したことのない暴風、高波、高潮になる恐れがある」として、奄美地方を除く鹿児島県に暴風、波浪、高潮の特別警報を出した。台風は29日にかけて九州南部に接近し、その後九州に上陸して(すでに午前8時ごろ阿久根市付近に上陸)日本列島を縦断する恐れがある。気象庁は数十年に1度しかないような災害の発生(⇒温暖化が進めば、発生頻度は高まるだろう)が予想されるとして、最大級の警戒を呼び掛けている。
 
 2024年8月29日午前8時ごろ、気象庁は、台風10号は鹿児島県阿久根市付近に上陸と発表した(NHK総合TV臨時ニュース)。今後の方向と速さを注目しよう。
 
 
 毎日新聞2024年8月28日付夕刊一面は『台風10号 特別警報可能性 気象庁「最強に近いクラス」』と報じている。
 気象庁は28日、非常に強い台風10号について、鹿児島県で経験したことのない様な暴風、高波、高潮になる恐れがあるとして28日昼ごろ暴風、波浪、高潮特別警報を出す可能性があると発表した。「最大級の警戒が必要」として、暴風が吹く前までに避難するよう呼びかけた。また、宮崎、鹿児島両県の九州南部では経験したことがないような記録的な大雨となり、大雨特別警報を出す可能性があるという。
 気象庁によると、台風は午前10時時点で鹿児島・屋久島の南南西約120㌔をゆっくりとした速さで北北西に進んでいる。台風の勢力は、中心気圧が935hPaで中心付近の最大風速は50㍍、最大瞬間風速は70㍍。中心から半径110㌔以内では風速25㍍以上の暴風となっている。台風は29日にかけて九州南部に接近し、その後上陸して日本列島を縦断する恐れがある。
 最大風速(最大瞬間風速)は28~29日の両日で奄美と九州南部で50㍍(70㍍)と住宅が倒壊するような猛烈な風が予想される。記者会見した杉本悟史予報課長は、九州本土で最大50㍍以上の台風は「なかなかやって来ない」と強調(⇒温暖化の影響が加味されている)。今回の台風を「最強に近いクラス」と表現し、警戒を呼び掛けた。
 また杉本課長は今回の特徴として、「動きが遅い」点を挙げ、土砂災害などの危険性が高まる可能性を指摘。29日午前6時までに予想される24時間雨量は多いところで、奄美と九州北部で300㍉、九州南部500㍉、その後30日午前6時までに九州南部600㍉、九州北部でも500㍉と警報級の大雨になる恐れがある。
 毎日新聞2024年8月27日付夕刊一面は『台風10号 上陸も 29日以降 西日本など警戒』と報じている。台風10号は27日、非常に強い勢力に発達し、奄美の一部を暴風域に巻き込みながら西寄りに進んだ。29日以降には北寄りに進路を変えて西日本に接近するとみられ、上陸する可能性もある。27日は東海など太平洋側の各地でも台風の影響で局地的に雨が強まり、同日朝には東海道新幹線が上りの東京―大阪間、下りの東京―名古屋間で一時、運転を見合わせた。台風は速度が遅く、影響が長引く恐れがあるという。
 気象庁によると、奄美や西日本から東日本の太平洋側では今後、24時間に300㍉以上の雨が予想される。最新の情報を確認し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重に警戒することが必要だ。奄美と西日本では、猛烈な風が吹くところがある見込みという。
 JR各社は、東海道・山陽新幹線が29~31日、九州新幹線が28日以降に全線や一部区間で計画運休や長時間の運転見合わせの可能性があるとしている。
 27日午前には東海の岐阜、静岡、愛知、三重の4県で線状降水帯が発生する可能性がある。  
 台風は27日午前9時現在、鹿児島県奄美市の東約130㌔をゆっくりした速さで西北西に進んだ。中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45㍍、最大瞬間風速は60㍍で、中心から半径95㌔以内が風速25㍍以上の暴風域。
⇒台風は暖められた海域をゆっくり進むことで大量の水蒸気(エネルギー)を吸収し、エネルギー減衰が少なく、障害の少ない海上を移動するため、巨大化するようだ。地球が温暖化すると、台風が巨大化するとシミュレーションから予想されていたが、今回の台風10号はそれを実証する最初の実例(すくなくとも日本列島周辺では)になるようだ。
 
 
 
 
 
 
 毎日新聞2024年8月26日付夕刊はこう報じている。『台風10号 28日以降上陸か 西日本 強風や大雨警戒』 強い台風10号は26日、日本の南を発達しながら進んだ。 27日ごろ奄美や西日本へ接近し、28日以降に強い勢力で上陸する可能性がある。
 気象庁は西日本を中心に猛烈な風やしけとなり、西日本と東日本太平洋側などで大雨の恐れがあるとして、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重警戒を呼び掛けている。
 台風の接近に伴い、JR各社は新幹線の全線や一部区間で、計画運休や長時間の運転見合わせの可能性があるとしている。東海道新幹線は28~29日、山陽新幹線は28~29日。
 台風は26日午前9時現在、日本の南を時速20㌔で西北西に進んだ。中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は35㍍、最大瞬間風速は50mで中心から半径55km以内が風速25m以内の暴風域。
 27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は九州南部と奄美30㍍(45㍍)、28日は九州南部と奄美45㍍(60㍍)、四国25㍍(35㍍)、近畿と九州北部20㍍(30㍍)。
 ⇒関東甲信の通過(30日以降)は不明である。今後、西側に振れれば、大災害は避けられると思われるが、東側に振れれば大災害は避けられないかもしれない。当地(埼玉県狭山市)で、東に振れることになれば、十分な、強風対策が必要だろう。
 
 
 毎日新聞2024年8月25日付朝刊は『台風10号 北上の恐れ』と報じた。 強い台風10号は24日、小笠原近海を北上した。発達しながら日本の南を進み、27日以降、非常に強い勢力で西日本や東日本に接近する恐れがある。勢力を維持したまま上陸、北日本にも影響する可能性がある。次第に雨や風が強まり、西日本から東日本で27~28日、北日本で28~29日は大荒れの天気となる恐れがある。気象庁は最新の情報を確認するように呼び掛けている。
 毎日新聞2024年8月25日付朝刊一面トップは『大谷 40本塁打 40盗塁 メジャー6人目 最速126試合』と報じた。 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(30)が23日、ロサンゼルスで行われたレイズ戦でメジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁」に到達した。4回に今季40盗塁目の二盗を決め、9回に日米通じて自身初のサヨナラ本塁打となる40号満塁本塁打を放って、劇的に偉業を成し遂げた。
 
 
 
 
 毎日新聞2024年8月24日付朝刊社説は、沖縄県民の反対にもかかわらず、国は問答無用で、辺野古軟弱地盤に強硬に埋め立てを行い、滑走路を造っている(⇒100m近い深さに杭7万本近くを打ち込み、地盤を改良すると言っているが、滑走路は沈下を続け、水没の恐れが常にあり、飛行場を維持するのは困難であろう。おそらく、常に嵩上げ工事をしなければならず、軍用空港は維持できないだろう。あたかも、福島第1原発から、放射能デブリ回収が遅れに遅れ、完了の見通しがつかない工事と同じく、無間地獄に陥るのではないか)。⇒米国、米軍べったりの日本政府・防衛省は、第2次大戦時の沖縄戦時と同様、沖縄県民をないがしろにし、犯罪的行為を日々平気で行っている。
 社説は『辺野古軟弱地盤で着工 無理な事業進める無責任』と論評しているが、全くその通りである。技術的な疑問を残したまま難工事を強行するのは、無責任な対応と言わざるを得ない(⇒科学を全く無視し、あほバカとしか言えない、福島第1原発事故の880トンのデブリ回収事業と全く同じ構造だ。日本はいつから、こんな理不尽な国となってしまったのだろう)。
 沖縄県宜野湾市にある米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古で、政府が大浦湾側の埋め立て工事を本格的に始めたという。
 海底には「マヨネーズ状」とも言われる軟弱地盤が広がる(設計時にはわからず、工事を始めて、初めて認識し、7万本の杭を打たざるを得なくなったのだ。移設計画時に、海底地質を考慮せずに辺野古ありきで場所決めをしたせいだ。防衛省・国交省の技術官僚の無能さをはからずも見事にさらけ出している)。このため、7万本近くの杭を海面から約70mの深さまで打ち込み、地盤を改良するというのだ。政府は70mより下には「非常に固い粘土層がある」と説明する。しかし、軟弱地盤の最深部は約90mに達するとの専門家の指摘もある。県は追加調査を求めてきたが、政府は応じていないという。⇒科学を無視する工事は全く頼りない。今後も未知との遭遇があり、埋め立て工事は完了できるかどうか不明である。そもそも、現在の技術では作業船から約70mまでしか、杭を打ち込めない。国内では前例のない難工事となるという。⇒こんな非科学的工事というものがあるのか。いつになったら完成するのかも分からず、予算通りに工事が完成するのかもわからない。こんなずさんな工事というのは前代未聞だ。軟弱地盤が見つかったため、工期は大幅にずれ込み、総工費も膨らんでいるという。⇒当然だろう。当初は総工費3500億円以上としていたが、地盤改良が必要となり、約2.7倍の約9300億円にまで増えたという。2022年度までの支出は約4000億円に達しているという。税金の無駄使いの最たるものだ。国の借金が増えるだけだ。こんな見通しのない、税金をどぶに捨てる事業はやめるべきだ。会計検査院は国費の垂れ流しを見て見ぬふりをし続けるのか。会計検査院は国民目線に立ち、辺野古における工事を止めさせよ。それができないのならば「会計検査院」は要らない。
 そもそも、米軍のために、辺野古に米軍航空飛行場を作る必要はないのだ。日本国は独立国としての姿勢を維持せよ。将来、戦時に米国が日本を守ってくれることは幻想にすぎない。日本国は米国との関係を根本的に変更する必要がある。
 最後に社説は言う。沖縄県は長年、政府から過重な基地負担を押し付けられてきた。地元との対話を欠いたまま、不確実性が高い工事を推し進め、「負の遺産」を県民に背負わせ続けることは許されない。⇒全くその通りである。新政権が誕生したら、まず沖縄問題から取り掛かるべきだ。沖縄問題を見過ごす政治家は、すでに政治家の役割を放棄したも同じである。決して投票をしまいぞ!
 
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