『マリウポリ陥落 製鉄所の部隊投降 ウクライナ 露、東部は苦戦』 毎日新聞5月18日付朝刊はこう報じている。ロシア軍が包囲を続けるウクライナ南東部マリウポリを巡り、ウクライナ軍の参謀本部は17日、抗戦現場となってきたアゾフスターリ製鉄所からの兵士の撤退を命じた。同国のゼレンスキー大統領も「兵士たちにとってつらい1日になる」と表明。撤退は抗戦してきた部隊の投降を意味し、マリウポリが事実上、陥落したと受け取られる。一方で東部では露軍の苦戦が続いており、戦況に与える影響は不明だという。⇒マリウポリが陥落したことは残念であるが、東部および南部の国境線の一部はロシアに占領されたが、ウクライナの領土はほとんど守れたわけであり、ウクライナ軍は良く奮闘したと言えよう。ロシアは国境沿いで領地を増やしたが、ウクライナ全土を掌握できず、多くの戦車等軍備品の破壊損失、多量の兵員の死傷、フィンランド・スエーデンのNATO入り、次第に襲いつつある西側の経済制裁など、失ったものの方がはるかに大きかったようだ。プーチンは気力・体力・能力ともウクライナ侵攻中で衰え、クレムリン内部にクーデターの動きが出るなど、大統領からの追放がやがて実現するだろう。プーチンの勝手な妄想想像「ロシア帝国復活」の野望も消え去るようだ。