『福島第1 原発港湾内 セシウム180倍の魚 基準値超 12年過ぎてもなお 沖合でも捕獲 東電、網を追加設置(⇒こんな場当たり主義の技術は全く役に立たない。そもそも東電には原発を行う知識も能力もないことを自らが証明し続けている)』 毎日新聞7月7日付夕刊一面トップはこう報じている。⇒東電は、原発推進のIAEAから放流水が科学的に問題ないと宣伝をしまくっているが、その裏で、とんだ問題を抱え、隠蔽・ウソ発表を繰り返しているようだ。東京電力福島第1原発内の港湾内で5月に捕獲されたクロソイから、食品衛生法が定める基準値(1㌔当たり100ベクレル)の180倍となる1万8000ベクレルのセシウムが検出されたという。港湾内とはいえ原発事故から12年過ぎてもなお基準値を超える魚が見つかるのはなぜか。こんなことでは、国民の安全が守れるわけがない。さらに、中国・韓国等国外からも、水産物の輸入の認可が得られるはずがない。さらに、炉心溶融事故を起こした原発の格納容器や周辺構造の把握も依然できず、溶融物質取り出しの入り口にも達していない。東電は、今後も今回の放流水のように、やがてはできないと平然と弱音を吐くのだろう。こんな東電が柏崎・刈谷原発の再稼働を目論んでいるようだが、とんでもないことだ。こんな体たらくの原発技術しかない日本の現状だ。日本政府は 原発の再稼働・新設を決して行うべきではない。終わりにするのがまず行うことだ。岸田首相は頭がおかしいのではないか。まず、原発事故を起こしたが責任を全く取らない「東電」をつぶした後、日本の原発ゼロ政策を宣言し、積極的に原発ゼロ政策を推進すべきだ。