地熱情報研究所

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 2021年11月26日 16:00-18:10 自然エネルギー財団主催の「シンポジウム」脱炭素の日本への新たな出発:COP26を受けて、エネルギー転換を以下に加速するか(ハイブリッド形式 会場100名、オンライン1300名)にオンラインで参加。報告1:「COP26が日本のエネルギー政策に問うもの」(高村ゆかり 東京大学 未来ビジョン研究センター 教授)、報告2:「改正エネルギー基本計画で日本の未来は開けるのか」(橘川武郎 国際大学 副学長・大学院国際経営学研究科 教授)、報告3:「2050年の日本のエネルギー戦略はどうあるべきか」(大野輝之 自然エネルギー財団 常務理事)。引き続いて、黒崎美穂氏(ブルームバーグNEF 日本オフィス代表 兼 アジア太平洋ESG部門長)を加えて、講演者3名とモデレーター 石井雅也氏(自然エネルギー財団 シニアマネージャー)で、パネルディスカッション「脱炭素の日本へ、いまのエネルギー政策に求められるのは」が行われた。活発な議論がなされ、COP26における我が国の後進性、新エネルギー基本計画の問題点があぶりだされた。⇒岸田首相は、わが国の脱炭素計画の具体的ロードマップを早急にまとめて、世界に発信すべきだろう。
 
 
 
2021年11月26日 11:00-14:00 妻とともに、大学時代の恩師に都内で会い、謝礼、食事、近況情報交換等、またの再会を約して、散会。筆者(江原幸雄)よりはるかにご高齢であるが、未だに論文を執筆しており、御元気で何よりであった。小生も、まだまだ頑張ろうという勇気を頂いた。
 2021年11月22日(月)14:00~16:30 福島県会津若松市で開催されたJOGMEC主催の「地熱シンポジウムin 会津若松」~温泉と地熱の共存~にオンラインで参加した。
 2021年11月17日15:30~17:30 ENAA主催のオンライン研究会 2021年度第3回地熱発電・熱水活用研究会に参加した。講演は以下の3題あった。1)NEDO地熱発電研究開発の概要(NEDO和田啓介氏)。2)円滑な合意形成が期待できるエコラン手法(東北緑地環境保全(株)小嶋氏):エコラン手法そのものは良い手段だが、実務上貢献できるか、やや検討が甘いようだ。3)CO2を対象とした新プロジェクトの概要(JOGMEC  當舎利行氏)超臨界CO2を使った新発電システムを目指しているようだが、不明なことが多すぎ、目標達成が難しい印象。
⇒今日の講演はいずれもシャープさに欠けており、もっと内容を絞ったあるいは実用性を明確化した修正が必要なようだ。
 2021年11月17日 11:00~12:00 IGA(国際地熱協会)アジア・西太平洋地域支部(AWPRB)のWebinarに参加した(NZがHost)。本日の講演者はJOGMEC の安川香澄氏。講演タイトルは「Importance of government policy on geotherrmal developmet」。 世界の地熱発電国の設備出力増減の盛衰は、国の力の入れ方に大きく依存している。近年のKenya,Turkey,Indonesia等の地熱発電設備量の急増のグラフは国の支援の効果を如実に示している。わが国の場合も同様で、オイルショック(1970年代)以降の国の支援が、1995年以降の急増に対応している。その後、国の支援が停滞したのに対応して、約20年間の停滞を引き起こした。2012年の原発事故以降、国の支援が急増するに応じて、最近やっと大型発電所ができ始めた。しかし、まだわずかなもので、近年運開した発電所あるいは運開が予定されている発電所はいずれもNEDO時代の基礎データが基になっており、純粋な新規地域がほとんどない。このような状況はNZによく似ている。NZでは地熱開発初期(1950年代~70年代)に国による調査・掘削がほぼ全地熱地域で行われ、初期に多くの地熱発電所ができた以降、長い低迷期間があったが、地熱資源管理法ができたことと、地球環境問題・国内エネルギー不足が課題になる中で、国として、近年急激に地熱発電を増加させてきた。日本の場合、進展が停滞しているのは、NZとはやや異なり、自然公園内開発の規制および地域との合意の難しさである。世界のいずれの地熱国も、近年国による開発が強化されたKenya,Turkey,Indonesiaを除けば、世界各国の地熱発電の進展は単調増ではなく、山あり谷ありで、いずれも各国ごとによる国の力(支援)の入れ方によっている。すなわち地熱開発は国による支援に大きく依存する。わが国の場合、自然公園内での開発、温泉事業者への働きかけ、いずれも国がもっと真剣になる必要があろう。2030年度の国の目標(+100万kW)を達成するためには、国は本腰を入れる必要がある。根本的には、地熱法の制定が必要である。地熱法ができることによる国の地熱開発の長期的な開発見通しが確実なものとなれば、開発企業も安心して新規地点開発にもっと前向きになるだろう。世界の中で日本の地熱発電を見る視点が、大事である。もちろん日本固有の問題もあるが。
 
 2021年11月16日、日本地熱協会の政策要望に関して、コメントを送付し、若干の議論を行った。
 2021年11月15日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、真冬に向かう低下モードにあるが、日低下率はさらに大きくなり、-0.2℃/日程度になっている。11月11日17.7℃、12日17.5℃、13日17.3℃、14日17.1℃、15日16.9℃。
 2021年11月23日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、11月7日以降、真冬に向けた低下モードに入っている。11月6日18.0℃、7日17.9℃、8日17.8℃、9日17.8℃、10日17.7℃、11日17.7℃、12日17.5℃、13日17.3℃。この間の1m深地温の日低下率はー0.1℃/日になっている。
 2021年11月6日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、気温(気温庁最寄り観測点):11月1日15.4℃、2日15.6℃、3日15.6℃、4日13.3℃、5日13.0℃、当所5㎝深地温:1日14.0℃、2日15.2℃、3日14.5℃、4日13.6℃、5日12.7℃、6日12.2℃は低下が続く傾向にあるが、当所1m深地温:1日17.9℃、2日17.8℃、3日17.9℃、4日18.0℃、5日18.0℃、6日18.0℃で、やや停滞気味である。気温・表層地温は急激に温度が低下しているが、1m深まではまだ十分届いていないということか。
 2021年10月28~29日 仙台市の東北大学青葉山新キャンパスで開催された、日本地熱学会令和3年学術講演会に参加した。29日午前中には、「発電」のセッションで、江原幸雄(当研究所代表)と斎藤 徹(日本地熱協会事務局長)の連名で「持続可能な地熱発電を目指して(その2)」を発表した。
 2021年10月21日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、今月中旬以降低下が続き低地温モードが続いている。特に最近の数日間は急激に(0.5℃/日程度)低下し、冬に向かう傾向がはっきりしてきた。10月12日22.5℃、13日22.5℃、14日22.4℃、15日22.0℃、16日21.8℃、17日21.7℃、18日21.5℃、19日21.1℃、20日20.6℃、そして本日21日20.1℃であった。
 2021年10月20日 14:00~15:00 リタイアされたエンジニアの方で地熱発電に興味を持ち、地熱関係の本の刊行を希望されている方が当研究所を訪問された。いろいろな質問があり、応答した。
 
 2021年10月19日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるがその後も冬に向かう低下モードにある。10月16日21.8℃、17日21.7℃、18日21.5℃、そして本日19日21.1℃。
 2021年10月16日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるがここ3日低下中。冬に向かう低下モードに入ったか。10月12日22.5℃、13日22.5℃、14日22.4℃、15日22.0℃、そして本日16日21.8℃。
 2021年1月13日14:30~16:30 日本地熱協会の2021年度第4回情報連絡会のオンライン会議に出席した。講演は4題あり環境省1件、農水省1件、経産省2件であった。議題は「今後の地熱開発に関する政策」について ①地域共生型の地熱利活用に向けた自然公園法、温泉法の運用等に係わる考え方について(環境省自然環境局国立公園課 課長 熊倉基之氏、同自然環境整備課 温泉地保護利用推進室 北橋義明室長)、②森林における規制について(農林水産省 林野庁 森林整備課治山課企画班 課長補佐 三谷智典氏)、③地熱発電の導入促進に向けた経済産業省の取り組みについて①(経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 政策課係長 山田広平氏)、同②(同庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 課長補佐 西永慈郎氏)。環境省・林野庁ともに地熱開発に対する規制を緩め始めたようだ(理由は政府の政策転換にある)。一方エネ庁は地熱開発促進姿勢が強く維持されている。この規制改革により、地熱発電所の建設が進み、2030年の国の目標累計150万kW達成に向かって着実に前進してほしい。
 2021年10月12日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、10月に入って以降、不順な天候が続き、冬に向かう低下モードになかなか入らないようだ。10月1日22.7℃、2日22.7℃、3日22.4℃、4日22.3℃、5日22.3℃、6日22.3℃、7日22.4℃、8日22.4℃、9日22.4℃、10日22.5℃、11日22.5℃、本日12日22.5℃。7日以降やや上昇気味だがほとんど変化がない・1m深における、上方(地表側)から流入する熱量と下方(深部側)から流出する熱量がほぼバランスしていることを示している。
 2021年10月8日13:00-17:30 令和3年度第2回「地下熱利用とヒートポンプシステム研究会」の講演会(オンライン)に参加した。講演は3件あり、①「気候変動の適応と緩和としての地下温暖化とヒートポンプ」(総合地球環境学研究所 研究基盤国際センター 教授 谷口真人氏)、②「熱エネルギーの脱炭素化と再エネ熱利用の可能性」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 政策研究事業本部 環境・エネルギーユニット 持続可能社会部 主任研究員 高橋 渓氏)、③「小規模地熱発電・温泉発電の現状と課題」(地熱技術開発株式会社 常務取締役 大里和己氏)。時間の都合で、①だけ参加したが、1m深地温測定を進める上で、貴重な内容が多く、今後参考にしていきたい。
 2021年10月5日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、9月末頃に冬に向かう低下モードに入ったように見られたが、10月に入っても低下モードにあるが緩慢な低下である。9月30日22.7℃、10月1日22.7℃、2日22.7℃、3日22.4℃、4日22.3℃。そして本日5日22.3℃。10月に入ってから一時低下したが、その後好天が続き気温はやや上昇気味。気温は9月30日21.6℃、10月1日18.3℃、2日21.6℃、3日20.9℃、4日21.9℃。
 2021年9月27日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、下降モードが見えてきたようだ。9月25日23.3℃、26日23.4℃、そして本日27日23.2℃。なお、5㎝深地温(気温により近い)も9月25日21.2℃、26日19.6℃、27日17.5℃と急激に下がり始めた。秋分の日(9月23日)を過ぎ、季節が明確に変わりつつあるか。
 2021年9月26日 第6次エネルギー基本計画(案)に対するパブリックコメント募集に応じ、(案)第5章「2050年を見据えた2030年に向けた政策対応」について、意見を資源エネルギー庁長官官房総務課に送付した。
 2021年9月26日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、ここ数日は上昇モードになっている。9月21日22.9℃、22日22.9℃、23日22.9℃、24日23.1℃、25日23.3℃、そして本日26日23.4℃。果たしていつ、低下モードに入るか。
 2021年9月20日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、ここ数日上昇モードであったが(9月11日22.5℃、12日22.7℃、13日22.8℃、14日22.9℃、15日23.0℃、16日23.1℃、18日23.1℃)、19日以降、冬に向けた下降モードに入ったか(18日23.1℃、19日23.0℃℃、本日20日22.9℃)。
 2021年9月16日(木)14:30~16:30 地熱研究会主催(GERD)のオンライン研究会に参加した。講演は2件あり、1)「未利用地熱エネルギーの活用に向けた坑口装置の研究開発」(株式会社ティックスIKS)の技術企画部 窪田 亮氏・品質管理課 吉田 涼氏、2)「地熱発電などの深部地下開発時の新たな流動モニタリング技術の開発」であった。1)では酸性流体を生産する井戸に使用する、耐酸性の坑口装置の新たな開発の内容であった。今後フィールド試験に進み、実証されれば、かつ安価に作成できれば、従来使用されてこなかった酸性流体使用が広がるもので期待は大きいだろう。2)では、流体圧入効果を検知する手段として、従来の震源決定法だけではなく、微動変化(水平成分と鉛直成分のスペクトル比の時間変化)も合わせて追跡すれば高精度で流体挙動を明らかにされる可能性が見えてきた。今後に期待しよう。2題とも将来が期待される新技術開発であった。
 
 『2021年9月14日(火)15:30~17:30) ENAA主催の 2021年度第3回地熱発電・熱水活用研究会のオンライン研究会に出席した(主催者によるとオンライン参加者は90名を超えたという)』 講演は以下の2題があった。1)NEDO「IoT-AI」適用による小規模地熱スマート発電&熱供給の研究開発(一社財団法人 中尾吉伸氏)、2)地熱発電所建設に関わる関係法令とその対応について-過去の地熱調査・松尾八幡平地域の経験-(地熱エンジニアリング(株)カジワラ竜哉氏)。両講演とも中身が濃かった。1)では、故障診断のための良いソフトができたようだ。小規模発電の適用実例を増やすとともに、データの揃っている大規模地熱発電所への適用を図って欲しい。暦日利用率を上げるためにも。2)では、対環境省では、立地に過剰な規制がかけられている。進行中の規制改革会議とタイアップし、実効的な改善を図ってほしいものである。少なくとも、2030年度+100万Wt を目指して。
 
 
 
 2021年9月13日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、9月に入って10日間ほど低下傾向であったが、ここ2日ほど上昇した。9月2日25.4℃、3日24.9℃、4日24.3℃、5日23.8℃、6日23.4℃、7日23.2℃、8日22.9℃、9日22.7℃、10日22.6℃、11日22.5℃と低下モードにあったが、昨日12日22.7℃、本日13日22.8℃と上昇した。本日も晴れの天気予報だが上昇傾向が続くか?
 2021年9月9日 15:00-16:30 環境エネルギー政策研究所主催のZoom webinarに参加した。講演は3テーマあり以下のようであった。1.「グリーン・リカバリー戦略と脱化石燃料エネルギーシナリオ」明日香壽川(東北大学教授)。 2.「日本のエネルギー政策の課題」(飯田哲也環境エネルギー研究所 所長)。 3.「エネルギー基本計画への提言」 最後に質疑応答。大きく前進する世界の再エネ転換はやはり圧倒的に太陽光、その10分の1程度が風力。残念ながら、地熱・バイオマスはなかなか見えない。地熱は地域と共生していく道をもっと探らねばならないだろう。そういう中でも、2030年度累計150万kWを達成せねば、2050年以降も見通しは明るくない。地熱発電事業者の一層の尽力を期待したい。なお、エネルギー基本計画へのパブリックコメントは行う予定である。
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