地熱情報研究所

地熱情報研究所の立ち上げにあたって
地熱から少し離れて
最近の日本の地震活動 最近の日本の火山活動

地熱関係図書など

1 |  2 |  3 |  4 |  5 |  6 |  7 |  8 |  9 |  10 |   Next >> 
12月11日 初学者向けの地熱発電の本の校正等に関し、出版社の編集担当者と打ち合わせを行った。
12月5日 当研究所(埼玉県狭山市)では2012年5月8日以来、敷地内で1m深地温の観測を継続している。今夏の地温の上昇は異常なもので、強い太陽放射により例年になく上昇が続き(埼玉県熊谷市では7月23日に史上最高の41.1℃を記録した。なお、狭山市最寄りの気象庁観測点所沢では同日最高気温39.8℃を記録している)、8月7日には最高地温26.87℃(太陽放射が次第に蓄積され、地温の最高は気温より遅れて最高に達した。ただし、今年の地温は、過去7年の最高ではない。過去最高は2015年8月13日の28.72℃)を記録後、低下を続けていたが11月下旬ごろから地温低下は緩やかになり、本日12月5日は15.80℃と過去7年間で最高地温を示した(12月5日の各年の温度:13.31℃(2012年)、14.04℃(2013年)、14.37℃(2014年)、15.02℃(2015年)、13.63℃(2016年)、13.28℃(2017年)、15.80℃(2018年))。恐らく近頃の好天による(地中に入る太陽放射量が増えた)と考えられる。今後どのように推移するか注目しながら観測を続けたい(なお、地温の上昇・下降は地表面から流入する熱量と地表面から流出する熱量との収支による。地中にたまる熱が増加すれば地温は上昇し、その反対に、地中から流出する熱の方が多ければ地温は下降する)。
11月27日 JOGMEC Techno Forum 2018(JOGMEC 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 主催)に参加した。4つの基調講演があり、以下のようであった。 ①探鉱、生産、輸送を通したアゼルバイジャンの石化燃料最適化(アゼルバイジャン国営石油会社 Mr.Bahram Huseynov 氏) ②ANDOC(アブダビ国営石油開発会社)の歩んだトランスフォーメイション (ANDOC Mr.Mohamed AI Marzouqi 氏) ③PTTP(タイ国営石油開発公社):JOGMECとのパートナーシップ (PTTP Dr.Vinit Hansamuit 氏) ④持続可能エネルギーの実現に向けたTotalの技術イノベーションロードマップ。 いずれも石油・天然ガスの有力産出国であるが、各国の石油・天然ガスの開発の歴史、日本のカウンターパートJOGMECとの友好関係のもとでの共同研究開発、探査・生産・輸送における IoT-AI技術の適用,デジタル化など先進的技術が積極的に利用されていることが紹介された。IoT-AI技術は地熱開発においても導入していくべきだろう(そのような動きは、国際的にも国内的にも始まりつつあるが)。
11月26日 NEDO委託事業「IoT-AI適用による小規模地熱スマート発電&熱供給の研究開発」(代表事業者 一般財団法人 エンジニアリング協会)の平成30年度 第1回 有識者指導会に出席した。
11月14日(水)~11月16日(金)、日本地熱学会 創立40周年記念シンポジウム 平成30年学術講演会に出席した(東京都北区 北とぴあ)。350人以上が参加し、記念シンポジウムや盛大な懇親会も催うされた。2件の一般講演(一件は口頭発表、もう一件は共著発表)を行った。口頭発表は「1m深地温測定による地球温暖化・ヒートアイランド現象の実証的理解(その4)」(江原幸雄(地熱情報研)・藤井 光(秋田大学)・野田徹郎(地熱情報研)・松林 修(産総研)・松本光央(出光興産)・笹田政克(地中熱利用促進協会)・神谷 章(レノバ)・福岡晃一郎(九州ジオフィジクス)・濱元栄起(埼玉県環境科学国際センター))。共著発表は「九州大学が構築した九重火山の熱水系数値モデルの変遷」(藤光康宏・西島 潤(九大院・工)・江原幸雄(地熱情報研)・茂木 透(北大院・工))。
11月9日 旧NEF(新エネルギー財団)関係者の集まり、第13回地熱会に出席した。参加者は19名で、旧交を温めるとともに、地熱開発の現状等の情報交換、および共に健康を祈った。
11月9日 一般財団法人エンジニアリング協会主催の「平成30年度 地熱発電・熱水活用研究会 第4回」に出席した。講演は3題あり、以下のようであった。①「NEDOにおける地熱研究開発の取組み」~地熱発電の導入拡大に向けた技術開発事業~(NEDO 新エネルギー部 熱利用グループ 主任研究員 加藤久遠氏)、②「NEDO地熱事業研究テーマ事例紹介~エコロジカル・ランドスケープデザイン手法を活用した設計支援ツールの開発~」(清水建設(株)土木技術部 設計部 グリーンインフラグループ 橋本 純氏)、③「貯留層解析の動向」(九州大学 大学院工学研究院 地球資源システム工学部門 地球熱システム学研究室 教授 藤光康宏氏)。出席者は100名を超え、質疑応答も活発であった。
当研究所(埼玉県狭山市)では2012年5月8日以降、所内で1m深地温の観測を続けているが、10月10日以降、真夏の暑さも過去のものとなり、地温は連続して低下の傾向にあり(地表から流入する熱量より地表から流出する熱量が大きい)、地温変化から見ても秋から冬に向かっているのが良くわかる。折から二十四節季は霜降に入っている。河川敷のススキは見事で、コスモスも原色が鮮やかな中、赤とんぼが舞う。庭では柿も終わりに近づき、アメリカミズキも赤さが増し、ここ数日シジュウカラの動きも目立つ。生物界も冬支度に入っている。まさに季節の変わり目である。
10月16日 公益財団法人 中央温泉研究所 主催の「第58回 温泉保護・管理研修会において「火山・地熱・温泉の科学的理解と適切な熱利用-特に持続可能な地熱発電技術に焦点を当てて-」と題して、当研究所代表の江原が講演を行った。
10月10日 日本地熱協会 平成30年度第4回情報連絡会に出席した。主な内容は、関係官庁(環境省・農林水産省・経済産業省)からの「今後の地熱開発に関する政策について」。 以下の6テーマの講演があった。①地熱発電・地熱利用の自立的普及に向けた支援策(環境省・環境計画課 金井信宏課長補佐)、②国立・国定公園内における地熱開発の取り扱いについて(環境省・国立公園課 高橋専門官)、③地熱発電と温泉地の共生に向けて(環境省・温泉地保護利用推進室 高橋尚子室長補佐)④森林における規制について(農水省・森林整備課 佐野由輝課長補佐)、⑤地熱発電の導入に向けた経済産業省の取組みについて①(経産省・資源・燃料部政策課 石巻克基課長補佐)、⑥地熱発電の導入に向けた経済産業省の取組みについて②(経産省・新エネルギー課 棚橋克人課長補佐)。
10月4日 NEDO平成30年度新エネルギー成果報告会(熱利用分野~地熱発電技術)に出席した。
9月19日 一般財団法人エンジニアリング協会主催の平成30年度 地熱発電・熱水活用研究会に出席した。2つの講演があり、1つ目は「NZにおける地熱開発政策と事例」(ニュージーランド大使館 商務担当官 今村吉文氏)で、2つ目は「ニュージーランドにおけるCO2フリー水素サプライチエーン実証プロジェクトのご紹介」(株式会社大林組 東京本社 土木本部長室室長 安藤賢一氏)であった。
9月13日~14日 日本地熱協会主催の「平成30年度第3回情報連絡会(現地見学会)」に参加した(福島県)。1日目は、土湯温泉における「小規模水力発電システム」の見学および「小規模バイナリー発電システム」の見学。2日目は、「柳津西山地熱発電所」の見学および「産総研 福島再生可能エネルギー研究所」の見学を行った。
9月6日 北海道胆振地方の厚真町で、最大震度6強の大規模な地震が発生したようである。テレビでは早朝から報じている。震源地は厚真町の深さ37㌔、マグニチュード6.7という。震源位置は石狩低地帯という盆地状構造の東端にあり、石狩低地東縁断層(衝上断層)が推定されている。石狩低地帯の地質活動は第四紀以降活発なようであるが、さらに古く中新世にも遡るようである。今回の地震はこのような長期にわたる造盆地運動に伴う衝上断層(潜在断層も含む)の活動によるとも考えられ、地質学的に長く続いている同様な活動の1ケースと考えられるかもしれない。空中からの映像によると、周辺山地の山体斜面の崩壊が多数の箇所で生じているようだ。これによって、山麓にある民家等が押し流されているようだ。現在、自衛隊のヘリなどが救助活動を行っているようだが、被害の全貌はまだつかめていないようだ。また、北海道内の全火力発電所が運転停止し、全道で300万戸(北海道のほぼすべて)が停電している模様。今後余震が続き、降雨も予想されており、被害の拡大が心配されるが、被災された方には心よりお見舞い申し上げるとともに、今後の被害想定に対して、十分な援助・対応がなされることを望みたい。
9月3日~4日 (地熱発電に関する)「地域の理解促進事業」の勉強会に出席し、2つの講演を行った(新潟県)。1.江原幸雄(当研究所代表)「地熱資源利用の現状と課題」。2.野田徹郎(当研究所事務局長)「地熱発電と温泉・自然環境との共生」。
8月27日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温は今夏5回目のピークに向かって上昇中。天気予報では、今日も関東地方は35℃を超える猛暑日という。
8月23日 当研究所が測定を継続している1m深地温が今夏5回目のピークに向かって、再び上昇を始めた。なお、今日から二十四節気では処暑。暑さがおさまるころと言われる。七十二候では、処暑の初候のはじまり。綿を包むがくが開くという。いずれにしても季節の変わり目である。ただ今日も日差しは強いようだ。
8月21日 経済産業省 環境審査顧問会 地熱部会に出席した。議題は「電源開発株式会社 鬼首地熱発電所更新計画環境影響評価準備書(2回目)について」。
8月20日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続している1m深地温の測定であるが、今夏4回目のピークを8月17日(26.12℃)に示した後、地温は低下し始め、26.09℃(18日)、25.99℃(19日)、25.82℃(本日20日)と経過している。ここ数日天候も明らかに変わって来ており、例年より秋の到来が早いか? ちなみに、年最高地温の経年変化は以下のようになっている。28.30℃(2012年9月2日)、28.59℃(2013年8月22日)、28.64℃(204年8月8日)、28.72℃(2015年8月13日)、26.11℃(2016年8月23日)、25.15℃(2017年8月31日)。今後地温が上昇しなければ、今年は、2012年以降、夏の年最高地温を最も早く記録することになる(7月26日26.65℃)。
8月17日 当研究所(埼玉県狭山市)では2012年5月8日より、敷地内で1m深地温の測定を継続している。それ故か、季節の移り変わりを微妙に感じる。今年の立秋は8月7日で、猛暑のさなかであったが10日経過した今日は、爽やかな(?)秋風が心地よく、早朝は草むらで虫の声、その後、ミンミンゼミが激しく鳴いたがやがてそれも止み、午前9時現在、秋風が草木を揺らしている。今日も気温は30℃を超える予報が出ている。さて、明日からは二十四節気中の立秋の中で七十二候の末候に入る。「深い霧が立ち込める候」というがそれよりもやや暑そうである。測定中の地温の方はどうか。今冬から地温は例年とは異なり、上昇を続けた。その後台風の襲来に対応しその都度一時的に下降を示した。その結果、現在今夏4回目の地温のピークに向かっており、やがて地温は下がり始め、名実ともに秋に入っていくことであろう。今夏の地温ピークは、1回目7月7日(23.88℃)、2回目7月26日(26.54℃)、3回目8月7日(26.87℃、今夏の最高地温か?)、そして現在4回目のピークに向かって上昇中。本日8月17日は26.12℃である。立秋のころは地温も高かった。観測史上最も暑い今夏であるが幕を閉じつつある。
8月9日 本研究所(埼玉県狭山市)では、敷地内で1m深地温の観測を2012年5月8日から継続しているが、今冬は例年になく低温であったが、6月中旬以降、地温の上昇が続き、7月7日には、2012年以来の同日の最高地温を示した(今夏最初の高地温ピーク)。その後台風12号の影響もあり、地温が低下、7月11日頃から再び上昇に転じていた。その後、再び地温は2度目の高地温ピークを7月26日に迎えた後、地温は下降、7月31日頃低温ピークを迎え、その後上昇に転じたが、8月7日をピーク(今夏3度目の高地温ピーク)に台風13号の接近に伴って地温は低下した。本日9日は真夏日が予想されており、外のセミの鳴き声も力強い。再び地温が上昇することになるだろう(今夏4度目の高地温ピークに向かって)。ともかく今年の地温変化(地表面から地下へ流入する太陽からの日射熱量と地表面から流出する、長波放射熱量・渦拡散熱量・蒸発潜熱量のバランスによって決まる)は異常だ。
8月3日 地熱開発を計画している事業者と地域の理解促進のための情報交換を行った。
8月2日 当研究所(埼玉県狭山市)では敷地内で、2012年5月8日以来1m深地温の観測を継続しているが、今年の冬、春から夏にかけて例年とは違った異常な変化を示している。冬季には例年になく低温であったが、その後、急激に上昇し、同日比較ではここ数年来の最高地温を示し、さらに6月26日に同日地温の過去最高を示し、その後低下7月31日に極小を示し、さらに8月に入って再び上昇をしている。まさに、第2の夏を迎えるかのようである。果たして、今年の地温は過去最高を記録するか?
7月27日 地熱技術開発株式会社主催の「平成30年度総会及び第1回地熱研究会」に出席した。総会後3つの講演が行われた。 1)「インドネシア国における地熱開発のための技術協力とその活動」(西日本技術開発株式会社 地熱業務本部 海外営業部 部長 ジャカルタ事務所長 長野 洋士 氏)、2)「海外における地熱プロジェクト紹介他」(三菱日立パワーシステムズ株式会社 エンジニアリング本部 プラント技術部 地熱プロジェクトグループ 主席技師 福田 憲弘氏)、3)「NEDO委託事業『地熱発電技術開発』地熱発電プラントのリスク評価・対策手法の研究開発(スケール/腐食等予測・対策管理)成果概要のご紹介)」(地熱技術開発株式会社 事業開発統括部 部長代理 佐藤真丈氏・国立研究法人 産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所 再生可能エネルギー研究センター 地熱チーム 主任研究員 柳澤 教雄氏・エヌケーケーシームレス鋼管株式会社 研究開発部 部長 佐倉 弘持氏)。
7月24日 一般社団法人エンジニアリング協会 平成30年度 地熱発電・熱水利用研究会  第2回に出席した。講演は2つあり、はじめに、「バイナリー発電事業の現状と課題」(西日本地熱発電株式会社 代表取締役社長 小俣勝廣氏)、2番目に、「地熱開発のための物理探査技術の動向」(産総研 地質調査総合センター 研究戦略部 国際連携グループ長 内田利弘氏)。参加者が125人を超える大盛況であった。
7月22日 当研究所(埼玉県狭山市)では所内の敷地で、2012年5月8日以来、1m深地温の観測を行っているが、7月22日の地温としては、本年2018年がこれまで最高の25.94℃に達した。ちなみに過去の温度は以下のようである。2012年(23.83℃)、2013年(25.88℃)、2014年(24.06℃)、2015年(25.17℃)、2016年(23.54℃)、2017年(24.75℃)。今夏の異常な暑さが良くわかる。なお、これまで最高であった2013年の年最高地温は28.59℃であった。
1 |  2 |  3 |  4 |  5 |  6 |  7 |  8 |  9 |  10 |   Next >> 
Institute for Geothermal Information. All Rights Reserved.