24年6月5日(水)15:00~17:00 NGO 気候変動イニシアティブ(JCI)主催のオンライン(Zoom ウェビナー)『1.5℃目標を実現するエネルギーシナリオ』に参加した。プログラムは
1.開会あいさつ、JCIメッセージ賛同の呼びかけ JCI共同代表 末吉竹二郎氏 加藤茂夫氏
2.解説
(1)1.5度目標を実現するエネルギーシナリオとは
「IGES 1.5度ロードマップ」
田村 堅太郎氏 IGES気候変動とエネルギー領域 プログラムディレクター
「自然エネルギー財団2035シナリオ」
高瀬 香絵 自然エネルギー財団 シニアコーディネーター
「WWFジャパン 脱炭素社会に向けた2050年ゼロシナリオ2024年版(仮)」
小西 雅子氏 WWF ジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー)
(2)日本と海外のエネルギー政策アドボカシーのギャップ、声を高めることの重要性」
長嶋 モニカ氏 InfluenceMap 東アジアジア・ディレクター
3.議論・質疑応答へのコメント
喫緊の課題になっている脱炭素化で、日本の対応が世界から遅れていることが明確に指摘された。それと同時に、非政府セクターからの「エネルギー政策アドボカシーを強めることの重要性が日本と海外のギャップの観点からも指摘された。
日本政府の脱炭素化計画は世界の潮流から全くはずれ、ガラパゴス化している。多様な手法で、多くの国民が政府への声を高める必要がある。なお、本地熱情報研究所は国へのJCIメッセージにすでに賛同している。また、本年まとめられる国のエネルギー基本政策改定に関するパブリックコメントでも意見を提出する予定である。