地熱情報研究所

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8月21日(水) 14時~17時半 [NEDO超臨界PJ(1)資源量]第2回研究開発推進委員会委員長(江原)として事前説明を受けた(研究所)。サイエンス領域の議論も活発であった。担当者8人が来所し、議論に加わった。今月23日には都内で本委員会開催の予定。
8月20日 当研究所(埼玉県狭山市)で観測している地温は、ここ2日ほど、微増を示しているが(8月12日26.02℃、13日26.04℃、14日26.6℃、15日26.05℃、16日25.96℃、17日25.81℃、18日25.68℃、8月19日25.70℃、8月20日25.74℃、基本的には、今後低下傾向となろう。
8月19日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続している1m深地温は本日19日は25.70℃となり前日25.68℃に比べ、0.02℃上昇した。ここ4日ほど、地温は下降気味だったが、ここ2日は気温が上昇したことによるか(最寄りの気象庁観測点所沢の最高気温:8月15日29.9℃、16日32.2℃、17日36.2℃、18日34.1℃)。今週は再び減少するのではないか。今後の推移を注目したい。
8月18日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測している1m深地温は昨日17日に続いて低下した(16日25.96℃、17日25.81℃ 18日25.68℃)。最寄りの気象庁観測点所沢の17日の最高気温は真夏日(36.2℃)であったが、地温は引き続き低下した。日射量が減少し、地温は季節の変わり目を反映したか。本日18日も猛暑日が予想されており、地温の変化に注目したい。
8月17日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続している1m深地温観測は昨日16日今季初めて前日15日(26.05℃)より低下した(25.96℃)が、本日17日も前日16日より明瞭に低下した(25.81℃)。ただ、17日、18日は猛暑日が予想されており、1m深地温の変化を注目している。
8月16日 当研究所(埼玉県狭山市)が継続している所内敷地での1m深地温観測の結果は、今季初めて前日より低下した(本日16日25.96℃、前日15日26.05℃)。季節の変わり目に入ったものと思われる。
8月14日 当研究所で測定している1m深地温の上昇率は8月上旬以降、低下を始め、本日14日は前日26.04℃に比べ、僅か0.02℃上昇の26.06℃となり、一昨日(12日)ごろから、日射量の地中への流入が急速に減じてきているようだ。な、早朝は小雨が一時的に降り、台風10号の影響か。
8月13日 当研究所が行っている1m深地温の上昇率はさらに下がり、日射による地中への流入熱が減ってきたと思われる。1m深地温は本日13日は26.04℃で昨日12日比べ、0.02℃の上昇。最近10日間ほどは、上昇率が0.1~0.3℃であったので明瞭な低下である。今夏の暑さは9月半ばころまで続くと気象庁は予報を行っているが、日射量の地中への熱の流入から見ると今夏のピークは越えたかもしれない。
8月11日 当研究所(埼玉県狭山市)で行っている1m深地温観測結果は依然上昇を続けているが、日上昇率は7月末ごろに比べ、最近数日はやや低下傾向(0.3℃/日程度から0.1℃/日程度)にある。日射量が減ってきたか。22.85℃(7月28日)、23.12℃(7月29日)、23.38℃(7月30日)、23.63℃(7月31日)、23.88℃(8月1日)、24.15℃(8月2日)、24.41℃(8月3日)、24.68℃(8月4日)、24.90℃(8月5日)、25.07℃(8月6日)、25.29℃(8月7日)、25.51℃(8月8日)、25.67℃(8月9日)、25.79℃(8月10日)、25.90℃(8月11日)となっている。
8月10日 梅雨明け(7月29日)後も1m深地温は、例年になく順調に上昇。暦の上では立秋を過ぎたが、8月に入って連日猛暑日、熱帯夜が続く。
7月27日 当地(埼玉県狭山市)の1m地温は7月15日から上昇を始め、その後上昇を続けているが、過去8年間内では依然、最も低い(本日22.60℃)。過去の記録は以下のようである。2012年23.69℃、2013年25.95℃、2014年25.52℃、2015年26.05℃、2016年22.79℃、2017年25.10℃、2018年26.53℃、そして今年2019年22.60℃である。
7月26日 AIによる自動翻訳に関する説明を受けた。かなり強力な超高精度の自動翻訳機能があるようだ。
7月26日 地温は7月15日以降、順調に上昇。曇天が続いた昨日までとは打って変わり、薄雲はあるが快晴ですっきりした早朝。関東甲信も梅雨は明けたか。
7月25日 地熱研究会が主宰する「令和元年度総会及び第1回地熱研究会」に出席した。総会の後、4つの講演が行われた。1.「地熱発電の導入拡大に向けた地熱資源開発の取組みについて」 経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 政策課 燃料政策企画室 係長 小林史和氏 ⇒特に新味はなかったが、暦日利用率回復へ取り組むことを要望した。2.「地域の脱炭素化を通した「地域循環共生圏」の形成」環境省 大臣官房 環境計測課 地域循環共生圏推進室 室長補佐 曽山信雄氏⇒総花的・観念的でアピールが少なかった。⇒公園・温泉とも、保護と利用の両面があり、それに基づいて、再生可能エネルギーに関する政策を進めること(特に環境省内の規制担当の自然環境局と利用担当の地球環境局が縦割りでなく、省内でもよく意思疎通を図ること)を要望した。3.「JICA事業で実施した世界掘削状況と掘削会社の調査結果」西日本技術株式会社 海外営業部長 池田直継氏 ⇒海外掘削コントラクターの現況がよく分かった。ただ、わが国の地熱掘削に海外コントラクターが関与するのは難しく感じた。4.「米国GEOVISION報告書の紹介」西日本技術株式会社 特別参与 金子正彦氏⇒最近(2019年5月30日)まとめられ、公表された「米国の地熱発電と熱利用における2050年までのシナリオ」をまとめたものの紹介。地熱先進国米国の近未来を知るための格好の情報源のようだ。5章と補遺、全203ページの報告書であるが、わが国地熱の2050~2100年を展望するためにも一読する必要があろう。
7月23日 著書「スッキリ! がってん! 『地熱の本』」(当研究所代表の江原幸雄著)が出版されることになった(すでに完成していたが、著者名ふりがなに一部誤りがあり、今日修正版が完成)。出版社は「電気書院」でページ数は147ページ(1200円+税)。「専門書を読み解くための入門書」シリーズと銘打ったものであり、読者は地熱初学者を想定している。高校上級生、大学生、企業の新人等特に若い人(理工系だけでなく、文科系の学生にも)に読んでいただきたいと思っている。もちろん、広く市民・社会人の方にも読んでいただきたい。地熱・地熱発電に興味を持っていただき、地熱発電の応援団になってもらったり、あるいは自ら地熱・地熱発電に人生をかけてみたいと思う若い人を刺激できたら、これ以上のことはないと思っている。
7月23日 「地熱の本」出版に関し、出版社の担当者と情報交換を行った。
7月23日 月刊エネルギーレビュー誌 2019年8月号の特集 「再生可能エネルギーを検証する」に論文『地熱発電の現状と地熱資源開発への期待』(江原幸雄著 17~20ページ)が掲載された。再生可能エネルギー政策、太陽光発電・風力発電・バイオマス資源 とともに掲載されたものである。
7月23日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続中の1m深地温観測結果は、上昇率はやや鈍ったが、依然上昇中(7月20日21.32℃、7月21日21.64℃、7月22日21.87℃、7月23日21.98℃)。ここ数日の天候は、日中曇天、夜間小雨が続き、あまり変わらず、日射も強くなってはいない。梅雨明けが間近というが、今週中明けるか。地温も一気に上昇するか。
7月21日 当研究所(埼玉県狭山市)で、2012年5月8日以降継続中の1m深地温観測では、依然上昇が続き、本日は21.64℃(昨日は21.32℃)であった。最寄りの気象庁観測点所沢の平均気温も上昇気味だが(7月19日25.4℃、7月20日25.7℃)、温度上昇率は地温の方が大きい。大気中から地中へ急速に熱が加えられている。天候は昨夜も雨が降り、今朝も曇天で大きな変化は見られない。
7月20日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続している1m深地温観測の結果は本日も上昇し、21.32℃と昨日21.04℃より0.28℃上昇した。これで6日連続で地温は上昇したことになる(地温の値そのものは過去8年間で最も低いが)。昨夜は降雨があり、本日も曇天、気温も高く蒸し暑い、相変わらず梅雨の気候が続くが、最寄りの気象庁観測点所沢の昨日19日の最高気温は30.7℃(夏日)、最低気温は22.7℃、平均気温は25.4℃と、いずれもも盛夏に向かっている。
7月19日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続している1m深地温の観測結果は今日も前日より上昇した(21.04℃。なお、昨日18日は20.88℃)。地温上昇量はやや多め。今朝も曇天で昨夜から小雨が降り続き、天候は見かけ上は変わっていない。なお、2012年以降の7月19日の地温の変化を以下に示す。23.76℃(2012年)、26.01℃(2013年)、24.25℃(2014年)、24.92℃(2015年)、23.13℃(2016年)、24.87℃(2017年)、25.20℃(2018年)、21.04℃(2019年)。2019年7月19日の地温は2012年以降のいずれの年よりも2.09~4.97℃と明確に低いが、2019年の地温も変動を繰り返しながら、上昇に転じたようである。
7月18日 当研究所(埼玉県狭山市)の敷地内で継続中の1m深地温観測結果は本日20.88℃となった(前日20.78℃)。これで4日間連続に上昇したことになる。天候は大きくは変わっていないが、地中から大気中に流出する熱量より、大気中から地中に流入する熱量が増えていることを示している。
7月17日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続中の1m深地温観測結果は、本日17日20.78℃となり昨日より上昇した(7月16日20.69℃)。これで3日連続1m深地温は増加した。天候は依然と曇天で小雨が降り続いている。20日以降気温が上昇するという気象予報であるが、1m深地温は一足先に上昇を開始したようである。この辺のメカニズムを検討したい。
7月17日 日本地熱協会令和元年度第2回情報連絡会に出席し、「NPO地熱情報研究所」の紹介(当研究所は本年度から協会特別会員になることが承認されたため紹介を行ったものである)と講演「持続可能な地熱発電アンケート結果中間取りとりまとめ(江原)」を行った。種々の質問に答えるとともに、最近発刊した「地熱の本」(電気書院、146ページ)および地熱漫画カラーパンフレット(A4版8ページ)の回覧を行った。
7月16日 当研究所(埼玉県狭山市)で所内の敷地で、2012年5月8日以降継続している1m深地温観測の結果が、本年7月上旬から低下傾向が継続しており(例年ならば梅雨明け・盛夏に向かい地温上昇傾向にあるのが通常)、昨日15日、久し振りに上昇に転じた(14日20.53℃、15日20.62℃)と報告したが、本日16日もさらに上昇し(昨日15日20.62℃であったものが、本日16日20.69℃)、今後の変化を注目しているところである。
7月15日 1m深地温はほぼ10日ぶりに上昇に転じた(本日15日20.62℃、昨日14日20.53℃)。最寄りの気象庁観測点所沢での日最高気温が7月12日、13日と上昇し、日最高気温が15日上昇(25.9℃夏日となる)、日最低気温が13日、14日と上昇したことと関係したか。昨日は一日雨天、今朝も小雨であり、今後1週間は悪天候が予想されており、どのような地温履歴を示すか興味深い。梅雨明けまでこの低地温状態が続くか。
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