地熱情報研究所

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1月30日 群馬県内・新潟県内の大学研究者、関連する地熱事業者と群馬県内の地熱に関する情報交換を行った。
1月24日 日本地熱協会主催の「平成30年賀詞交歓会」に出席した。地熱事業者、経済産業省資源エネルギー庁・環境省国立公園課の政策担当者、自治体関係者等多数が参加し、盛況であった。改めて、2030年度地熱発電150万kW達成に向けての推進が確認された。  
1月23日 昨日午前中からの、南岸低気圧通過に伴い、関東一円降雪。積雪量は、東京都心で23cm、熊谷で18cm、当地埼玉県狭山市では15~25cm程度。午前中、周辺道路の車の通行も少ない。あたり一面銀世界。4年前の南岸低気圧の通過の再現。ただし、今回は低気圧通過後、北から寒気流入。気温も下がる。さいたま市で今日の最低気温はマイナス5.8℃。今季最低か。当地の1m深地温は9.52℃と昨日早朝より0.13℃の上昇。気温はかなり下がったと思われるので、この地温上昇は雪のブランケット効果か。
1月19日 一般財団法人エンジニアリング協会(ENAA)主宰の平成29年度 第5回 地熱発電・熱水活用研究会 に出席した。講演は2課題あり、1)「カルデラと地熱資源について」(産総研 阪口圭一氏)、および 2)「地熱発電の導入促進に向けた経済産業省の取組について」(ENAA奥村室長 紹介)。参会者は100名を超え、盛況であった。
2018年1月19日 日本の地熱開発上の諸問題に関して、所内で情報交換を行った(都内)。
12月31日 今年も大晦日を迎えました。当研究所(埼玉県狭山市)では、2012年5月8日から敷地内で1m深地温の連続観測を行っているがすでに5年半が経過した。その間の年平均気温は2013年:17.47℃、2014年:17.37℃、2015年:17.70℃、2016年17.40。本年2017年は16.80℃と大きく下がった。すなわち、必ずしも単調な上昇傾向とはなってはいない。なお、1m深地温の観測は、その後関東地方を中心に展開し(秋田市でも観測)、総計11か所14点で連続観測が行われている。地温の経年的変化傾向あるいは地域間の差を明確にしていくため、今後も観測を継続する予定である。
地熱情報研究所からのご連絡です。 11月22日 一般財団法人エンジニアリング協会の「平成29年度 地熱発電・熱水活用研究会第4回」で当所事務局長野田が「地熱開発に関するモニタリングを考える」という題で講演を行った。講演は,地熱開発に関連する温泉等のモニタリングについては幾つかの報告がなされているが,まだ決定版がない状況にあることから,あるべきモニタリングの姿を目指したものである。特に次の点については,改良の余地がある。 1.モニタリングの目的についての意識 2.開発規模に応じたモニタリング 3.開発段階に応じたモニタリング 4.モニタリングの対象地点の選び方 5.水蒸気・二相流体についてのモニタリング 6.環境成分のモニタリング 7.モニタリング結果の定量的解釈  これらについて,野田が関与している霧島市温泉資源の保護及び適正な利用に関する調査検討委員会で検討した「霧島市による発電事業者向け源泉等モニタリング基準」(2017)に改良点を盛り込んでおり,これを参加者に配布した。  本資料を御入用の方は,地熱情報研究所ホームページのお問い合わせ・質問コーナー、またはhttp://igigeothermal.jp/contact.phpを通じて,「モニタリング基準」希望としてお申込みいただきたい。
12月8日 地熱環境影響評価に関して、地熱関係者と情報交換を行った(研究所)。
12月6日 秋田県鹿角市の温泉関係者と地熱エネルギーの利用に関して情報交換を行った(秋田県鹿角市)。
12月5日 JOGMEC 平成29年度 地熱資源開発研修会で「地熱エネルギー概論」について講義を行った(秋田県小坂町)。
11月28日 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の「JOGMEC Techno Forum 2017」に参加した。
11月27日 経済産業省 資源エネルギー庁主宰の「平成29年度 地熱発電の推進に関する研究会 第2回会合」に出席した。
11月22日 エンジニアリング協会主催の「平成29年度 第4回 地熱発電・熱水活用研究会」に出席した。2件の講演があり、1件目は、「地熱発電に関するモニタリングを考える」(産総研 名誉リサーチャー・地熱情報研究所 事務局長 野田徹郎氏)。2件目は、「NEDOにおける地熱発電技術開発」(NEDO 新エネルギー部 地熱、熱利用、バイオマス担当 統括研究員 生田目 修志 氏)。出席者は100名を超え、盛況であった。
11月18日 放送大学(東京文京学習センター)で面接授業「地熱エネルギー」2コマを行った。1コマ目は「地熱エネルギー利用の現状・課題と展開の可能性」。2コマ目は「地熱エネルギー利用の将来」。今年度は以上8コマ(10月28日~11月18日、毎週土曜日2コマずつ)で終了。
11月17日 鹿児島県エネルギー政策課主宰の「平成29年度 第2回 鹿児島県再生可能エネルギー推進委員会」に出席した(鹿児島市)。
11月11日 放送大学(東京文京学習センター)で面接授業「地熱エネルギー」を2コマ行った。1コマ目は「多様な地熱エネルギーの利用法」で、2コマ目は「持続可能な地熱発電技術」であった。
11月10日 経産省資源エネルギー庁主宰の「平成29年度 地熱発電の推進に関する研究会 第2回会合」に向けた打ち合わせを政策担当者および事務局担当者と行った。
11月7日 長野県にある蒸気井における地熱発電導入に関する検討会に出席した(長野県松本市)。
11月6日 当研究所ではヒートアイランド現象・地球温暖化現象の進行を観測的に解明する手段として、2012年5月8日から1m深地温の観測を開始したが(埼玉県狭山市で開始)、その後順次観測点を展開、本年11月2日からは千葉県銚子市で新たな観測が開始され、現在、9地点(秋田市1地点、関東地域8地点)、13ヵ所(秋田市1ヵ所、関東地域12ヵ所)で観測が継続されることになった。
11月4日 放送大学文京学習センターで面接授業「地熱エネルギー」を2コマ行った。1コマ目は「熱水系の探査とモデルの作成」そして、2コマ目は「熱水系の数値モデリングと地熱資源量評価」であった。
11月2日 京都大学大学院経済学研究科再生可能エネルギー経済学講座主催の「2017年度第1回シンポジウム 自由化・再エネ普及の鍵を握る 電力取引市場」に参加した(千代田区一橋講堂)。経済産業省 資源エネルギー庁が後援。諸冨 徹京大教授の基調講演「パリ協定実行に向けて日本がなすべきこと」から始まった。その後、内外の電力市場取引に関する講演が行われた。主として、再生可能エネルギーの導入が進む欧米の電力取引における種々の新しい取り組みが紹介され、日本も10年後くらいには、同様な道をたどるのではないかとの指摘もあった。それだけ日本は遅れていることになる。ヨーロッパでは、ドイツにおける VBP(Virtual Power Plant)や BRP(Balance Responsible Party)などの新しい言葉が飛び交った。欧州特にドイツでは、太陽光・風力が大幅に伸び、合計のシェアは30%を超えている。そして、大量の変動電源を受け入れるための諸政策が実施され、活発な電力市場が形成されているようだ。ドイツは、原発をなくし、大型石炭火力もなくしていく中での、再生可能エネルギーの大量導入である。日本もじっくり学び、日本に合った取り組みを考えていく必要がある。特別講演として、資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー高科 淳部長が、「(わが国の)再生可能エネルギー政策の現状と課題」の中で地熱も紹介されたが、残念ながら、他の再生可能エネルギーに比べ、近年の導入の遅れが目立った。今後一層の努力が必要である。地熱関係者の奮起を期待したい。
10月28日 放送大学(東京文京学習センター)で面接授業「地熱エネルギー」を2コマ行った。1コマ目は「地球と地球内部の熱」、2コマ目は「熱水系とは」であった。今後、毎週土曜2コマずつ、3週計8コマの授業を行う予定。
10月27日 当研究所では本年9月中旬、地熱探査法の1つである水銀探査法を福岡県朝倉市恵蘇八幡宮の円墳調査に適用した。その結果の速報がまとまり関係者に送付した。その主な結果は、円墳中心部から高濃度の水銀蒸気を確認したことである。弥生時代後期~古墳時代初期の高貴な人物(卑弥呼あるいは斉明天皇等)が埋葬されている可能性を示すものとしている。
10月22日 古代史研究会「邪馬台国の会」の月例講演会に参加した(東京都文京区)。本日の講演は2件あり、1件目は、河村哲夫氏による「北部九州における神武天皇伝承」、2件目は安本美典氏による『神武天皇の東征年代』(統計的手法による)。特に、前者の講師河村氏は福岡県朝倉市にある恵蘇八幡宮の円墳が邪馬台国女王卑弥呼の墓ではないかとの指摘をされており、当所で先月9月19~21日、同円墳で地熱探査法の一種水銀探査法を適用した結果について情報交換を行った。
10月18日~20日 函館市(函館アリーナ)で開催された日本地熱学会平成29年学術講演会に出席し、一般講演「1m深地温測定による地球温暖化・ヒートアイランド現象の実証的理解(その3)」を行った。また、当所江原幸雄代表が「日本地熱学会名誉会員」に推挙された。大会参加者は330名を超え、盛況であった。2030年度に我が国の地熱発電設備出力を現在の3倍にする大きな目標実現に向かって、種々の活発な議論が行われた。
10月14日 新エネルギー財団の新旧関係者が集まる「第12回地熱会」において、新旧の地熱開発に関する情報交換を行った。
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