地熱情報研究所

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7月10日 地温の降下は続く。本日は20.87℃に。2012年からの7月10日の1m深地温を以下に列記。2012年21.88℃、2013年24.84℃、2014年22.44℃、2015年22.15℃、2016年22.58℃、2017年22.90℃、2018年22.95℃、そして本年2019年20.87℃。今年はこれまでのどの年よりも1~4℃程度低くなっている。今年は例年と違い、地中から大気中へ熱がどんどん流出している。 
7月9日 昨日も記述したが、この時期としての1m深地温が過去8年で最低地温を依然と継続している(本日9日は20.99℃、昨日8日は21.14℃)。
7月8日 当研究所(埼玉県狭山市)では2012年5月8日から所内で1m深地温の観測を続けているが、ここ数日の梅雨空のため日射が少なく、結果的に大気中から地中に流入する熱量より、地中から大気中に流出する熱量が大きく、地温は低下気味となり(7月4日21.15℃、7月5日21.31℃、7月6日21.31℃、7月7日21.22℃、7月21.14℃)、この時期の地温としては、観測開始以来の8年間で最も低い地温を記録している。
7月5日(金) 7月10日~12日、パシフィコ横浜で開催される第14回再生可能エネルギー世界展示会で日本地熱協会が展示発表するブースでの説明員に対する説明会に参加した。
7月3日 毎日新聞朝刊の「みんなの広場」欄で、『国民無視の政治は許されない』というタイトルの投稿が掲載された(当研究所代表江原幸雄による)。
7月2日 電気書院から出版する、地熱初学者向けの本『スッキリ! がってん! 地熱の本』(江原幸雄 著)が完成した。出版社担当者が本日自宅まで届けてくれた。発行日は2019年7月10日。内容は、はじめに に続き、①地熱ってなあに、②地熱資源の探査・評価と地熱発電、③地熱発電の歴史、課題と次世代地熱発電の展望、参考文献、索引、おわりに で全147ページ。主として、高校生上級から大学生1,2年生を対象としたもので、若い学徒が地熱・地熱発電に興味を持っていただき、地熱・地熱発電のファン、応援団になって頂き、さらに地熱・地熱発電の道に入って頂けることを祈念して書いたものである。若い人を含め、多くの方に読んでいただきたいと思っている。「地球熱システム学入門」を意図して書いたものである。
6月29日(土) 一般社団法人日本温泉科学会 平成31年度・令和元年度定時社員総会に出席した。
6月24日 月刊「エネルギーレビュー」誌に投稿した原稿が校了となり、8月号の17-20ページに掲載されることが確定した。タイトルは「地熱発電の現状と地熱資源開発への期待」(江原幸雄著)。
6月21日 当研究所(埼玉県狭山市)では2012年5月8日より、所内の敷地で1m深地温の観測を継続しているが、最近1週間ほど、1m深地温の変化は±0.1℃程度でほとんど変動は見られなかったが、ようやく上昇をはじめたようだ(日平均気温の連日の微増に対応したか)。前日より0.28℃上昇した(19.77⇒20.05℃)。なお、地温は昨年に引き続き、低下の傾向にある。
6月20日 計測器メーカーの担当者と地熱関連機器の情報交換を行った(研究所)。
6月14日 佐藤 浩・伊藤成輝・佃 十宏氏による「地熱地質調査と生産井掘削ターゲット」(イー・ピックス発行)の寄贈(送付)を受ける。佐藤氏は日本最初の地熱発電所松川地熱発電所の建設に当たった(その後も多くの地熱開発に携わってこられた)地質学者・地質技術者である。現場目線でかつ理論的な背景もしっかりしており、地質分野だけでなく、広く地熱開発に係る技術者必携の書籍と言える。地熱開発において最も関心を持たれる課題に迫った筆者の強い熱意が伝わってくる。広く読まれることを期待したい。近年、技術の継承問題が各産業分野で生じている中、本書は地熱技術開発に携わる人々にとって、まさに継承すべき技術が満載である。購入を希望される方は、インターネットでの申込みをされる場合は、www.gpxshop.com まで。
6月14日 昨日は久しぶりに夏日になり(最寄りの気象庁観測点 所沢で25.4℃)、出かけた都心の日射しもやや強かったが、当地埼玉県狭山市での地温の低下傾向は、やや鈍ったが継続している。19.56℃(昨日6月13日)から19.47℃(本日6月14日)に下がった。このあたりに地温を測ることの意義を特に感じる。1m深地温は地表面から流入する熱量と地表面から流出する熱量のバランスで決まる。
6月13日 JOGMEC石油天然ガス・金属鉱物資源機構 令和元年度 第1回 業務評価委員会に地熱資源開発専門部会の部会長として出席した。
6月13日 1m深地温の低下は依然続いている。昨日の19.79℃からさらに低下し、19.56℃(13日)が観測された。
6月12日 経済産業省環境審査顧問会全体会に、顧問(地熱部会部会長代理)として出席した。なお、筆者(江原)は本日任期で退任した(7年6か月)。感謝状を受け、慰労会に出席した。顧問としては、それほど長い期間ではなかったが、本年5月20日に運転開始した秋田県山葵沢地熱発電所(認可出力46199kW)の環境審査に初めから最後まで審査に関わった。地元に受け入れられる発電所を目指して欲しい。また、持続可能な発電を長期間継続してほしい。
6月12日 当研究所(埼玉県狭山市)は所内の敷地で、2012年5月8日以来1m深地温の観測を継続しているが、このところの梅雨時期の雨天・曇天で地中へ入射する熱量に比べ、地中から流出する熱量が多く、長期的に夏に向かって地温が上昇する中、地温が低下を続けている。観測された1m深地温は、6月9日にピーク(20.57℃)を示したが、9日以降、20.46℃(6月10日)、20.16℃(6月11日)、19.79℃(6月12日)と明瞭に低下している。この地温低下傾向は例年みられる。これを過ぎると本当の暑い夏がやってくる。
6月 5日  JOGMEC 平成30年度 地熱統括部事業成果報告会に出席した。 
5月30日 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 令和元年度 第1回 業務評価委員会 地熱資源開発専門部会に部会長として出席した。
5月29日 日本地熱協会 令和元年度定期総会で、当研究所「地熱情報研究所」が特別会員として承認された。
5月27日 『まだ5月(⇒埼玉県)熊谷で猛暑日』毎日新聞5月27日付朝刊埼玉県版はこう報じている。熊谷地方気象台は26日、最高気温が35.0℃以上の「猛暑日」を熊谷市で今年初めて観測したと発表したという。同気象台によると、統計を始めた1897年以降(5月13日)、1993年に次いで2番目に早い猛暑日となった。26日の県内の最高気温は、8カ所の観測地点全てで今年最高を記録。熊谷市35.0℃、鳩山町35.8℃、越谷市35.1℃、寄居町34.8℃、秩父市34.8℃、久喜市34.1℃、所沢市33.0℃、さいたま市34.2℃-と3カ所で猛暑日となり、鳩山、越谷、久喜、さいたまの4地点は5月の観測史上最高を更新した。熊谷市消防本部によると同日午後3時現在、熱中症の疑いで2人が搬送された。同気象台は、水分を小まめに補給するなど暑さ対策を呼び掛けている。なお、当研究所では2012年5月8日より所内の敷地で1m深地温の観測を継続しているが、2019年5月22日18.42℃、23日18.43℃、24日18.42℃、25日18.43℃とほぼ変化がなかったが、26日18.58℃、27日18.82℃と急激に上昇し、地表面から地中に入る熱量と地表面から流出する熱量の差が急激に増大していることを示している。
5月23日 JOGMEC業務評価委員会地熱専門部会の打ち合わせをJOGMEC担当者と行った(研究所)。
5月17日 NEDO超臨界地熱プロジェクトの担当者(6名)と情報交換を行った。
5月17日 NHK午前7時のニュースの解説で、「熱くなるか地熱発電」というタイトルで新設の地熱発電所が紹介された。秋田県湯沢市に国内久しぶり(23年ぶり)に大型地熱発電所山葵沢(わさびざわ)地熱発電所(42000kW、約80000戸に供給可能な電力)が今週から、運転開始の報道。今年に入って、岩手県八幡平市の松尾八幡平地熱発電所(7499kW、1月末から運転開始)についで、2カ所目の大型発電所運開である。多くの困難を解決しての運転開始に対して、当該事業者・関係者に祝福と感謝を送りたい。
5月16日 大学で小中高の生徒へのエネルギー教育を担当している方(教授・准教授)の訪問を受けた。学校教育に再生可能エネルギーを体験的に指導する教材(装置)や指導方法を検討してきた方々である。地熱発電の現状や課題を紹介した。地熱発電教育に意欲をお持ちであり、今後、地熱学会・JOGMEC・地熱協会などと協力して、学校教育に取り入れる方向で進むことを期待したい。
5月14日 DIAMOND online 社記者による、当研究所江原幸雄代表インタビュー記事「日本は世界3位の地熱資源大国なのに発電所建設が進まなかった理由」が以下に公開された。https://diamond.jp/articles/-/200086
5月14日 一般財団法人エンジニアリング協会主催の2019年度 第1回地熱発電・熱水活用研究会に出席した。以下の2つの講演があった。1)地熱発電における地域経済付加価値分析とその検証(京都大学経済研究所 先端政策分析研究センター 山東晃大氏)。2)国内外の地熱エネルギーの利用について(エンジニアリング協会 地熱プロジェクト室 副室長 塩崎 功氏)。参加者は約100名で、質疑も活発で盛況であった。 
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