地熱情報研究所

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7月13日午後、日本地熱協会 平成28年度第2回情報連絡会に出席した。
7月13日午前中、資源エネルギー庁政策課主宰の「地熱発電推進に関する研究会」の今年度の進め方等に関して、政策担当者・事務局担当者と情報交換を行った。
7月11日 地下探査・解析技術者と、地熱探査等に関する情報交換を行った。
7月8日 地質・建設系総合コンサルタント会社の技術者(複数)と最近の内外における地熱開発に関して、情報交換を行った。
7月5日~6日 新規地熱発電所の設置が予定されている安比(あっぴ)地熱発電所(岩手県八幡平市)に関する、経済産業省・環境審査顧問会の現地調査に出席した。
7月4日 京都大学大学院経済学研究科で開催された、諸冨 徹京大教授(環境経済学)主宰の「再生可能エネルギーによる地域経済効果-産業連鎖分析による-」に関する研究会に出席した。
6月30日 パシフィコ横浜で開催中(6月29日~7月1日)の第11回再生可能エネルギー世界展示会(再生可能エネルギー協議会主催)に参加した。地熱関係では、展示会で本格的な展示・広報活動を行っていたのは、JOGMEC・日本地熱協会の合同ブース、産総研・福島再生可能エネルギー研究所、地中熱利用促進協会等であった。地熱発電に関する担当者の話によると、ブースを訪れる入場者は例年と同程度とのことであった。また、アカデミックギャラリーにブースを出していた地熱研究機関は、日本地熱学会および弘前大学北日本新エネルギー研究所であった。アカデミックギャラリー研究成果プレゼンテーションが会場内の特設会場で行われ、日本地熱学会より、講演「大地の恵み地熱エネルギー」が行われた。また、7月1日には、JCREフォーラムとして、「分科会9 地熱・地中熱分野」が行われる予定である。本展示会は、太陽光発電に関するPVJapan2016 と同一フロアーで同時開催となっていたが、もともと力の入れ方から、太陽光発電がメインの展示会となっている。これは、現在のわが国の再生可能エネルギー導入状態を反映しているが、地熱を含め他の再生可能エネルギーもいっそう導入を進め、適切な分担をしていく必要があろう。
6月27日 アイスランド大学の研究者(学生)に日本の地熱開発に関する情報を提供した。別府の温泉・小規模温泉バイナリー発電、および八丁原地熱発電所の見学を勧めた。
6月27日 東京都千代田区のイイノホール&カンファレンスセンターで開催された、平成28年度NEDO『TSC Foresight』セミナー(第1回)『次世代』再生可能エネルギーの将来展望~太陽光発電・地熱発電~に参加した。次世代地熱開発(超臨界流体発電)の基盤が多面的に着々と進展しており、次のステップである、実フィールにおける超臨界流体へ向けた掘削ができるだけ早く進められることを期待したい(2020年ころに掘削準備にかかり、2030年からパイロットプラント建設予定)。なお、この技術開発で新たに開発された技術を従来型地熱発電を進めるためにも、フィードバックしてほしい。地熱発電は、2030年度までに、現在の3倍の150万kWを達成することが要求されている。一方、太陽光発電は、発電効率を上げる技術開発も興味深く、かつ重要であるが、目標の2030年に7円/kWhを実現するには、電池を含め、総合的に攻める必要があるだろうと思われた。日本の太陽光発電が再び世界一の座を取り戻すのはそう容易ではないが、それに向かって多様な解決方法を探ってほしいものである。参加者は280人に達し、盛況であった。ただ、地熱関係者は必ずしも多くはない印象であった。
6月22日 一般財団法人 エンジニアリング協会 平成28年度 小規模地熱発電・熱水活用研究会 第1回研究会に出席し、講演「わが国の地熱開発の今後の動向に関するいくつかの私見」を行った。なお、今回は2件の講演があり、もう1件は、藤井 毅氏(株式会社物理計測コンサルタント)による「地熱井における計測技術」であった。出席者は70名を超え、講演会後の情報交換会を含め盛況であった。
6月13日 JOGMEC 平成28年度第1回 業務評価委員会 に地熱部会長として出席した。
6月9日 JOGMEC平成28年度第1回 評価委員会 地熱資源開発専門部会・地熱技術評価部会合同部会に、部会長として出席した。
6月6日 JOGMEC平成28年度業務評価委員会地熱専門部会/地熱技術評価部会の進め方に関して、担当者と打ち合わせを行った。
6月3日 大学研究者および地熱事業者と、国立公園内での地熱開発に関して、情報交換を行った。
6月3日 JOGMEC 「平成27年度地熱部事業成果報告会」に出席した。参加者は197名の多数に上った。
6月2日 地熱測定機器メーカーの担当者と地熱測定に関する情報交換を行った。
6月2日 JOGMEC主催の 「JOGMEC と New Zealand GNS Science International Limited とのワークショップ」に参加した。地熱開発の施策、事業の進め方において、以下のような面で、ニュージーランドの経験は、わが国で参考になることも少なくない。たとえば、〇大規模地熱開発における、土地所有者であるマオリ族への適切な対応、〇資源管理法の存在、〇地域協議会による技術を含めた適切な支援・指導、〇地熱資源賦存地域の適切なゾーニング、〇段階的地熱開発、〇資源に応じた適切なバイナリー発電の導入、〇広域・深部の地熱構造の地球科学的理解を背景とした個々の地熱系の理解等である。わが国の発表では、地熱開発の進展に伴う、各方面における政策的支援、それに伴う調査・技術開発の進展状況が紹介されたが、特に、地熱探査における地震探査法の有効性の明示が新鮮であった。参加者は160名を超え、質疑応答を含め、盛況であった。
6月1日 鳩山由紀夫元首相が主宰する「自然エネルギー研究会」において、地熱に関する講演「わが国の地熱開発の現状・課題と今後の展開」を行った。
5月25日 日本地熱協会平成28年度定期総会に出席した。
5月22日 埼玉県立川越高校の平成28年度同窓会定期総会に出席した(参加者は700名超)。今回は、卒業生梶田隆章氏の2015年ノーベル物理学賞受賞を記念した特別なものであった。まず、梶田氏顕彰碑除幕式が行われ(碑文は氏による、「自然を不思議と思う心」)、引き続いて、梶田氏による記念講演「ニュートリノ 小さな質量の発見」であった。ニュートリノ検出器である地下の巨大なスーパーカミオカンデ製作のための光電子増倍管を設置する作業が、多くの研究者が工夫しながら(たとえば、水を張った巨大な検出器容器の壁に、ボートに乗り込み、光電子増倍管を張り付ける)自ら設置する話は意外であったが、興味深く感じた。高精度の検出器製作には、研究者自らが行うことが必要不可欠であったのだろう。
5月19日 新エネルギー財団主催の「平成28年度地熱開発技術者研修会」(石垣記念ホール東京都港区赤坂一丁目9-13)において、講演「地熱エネルギー概論」を行った。
5月8日 当研究所では、2012年5月8日以来、敷地内で1m深地温の毎日観測を継続しているが、本日で、4年が経過した。引き続き、観測を継続し、地球浅層の熱環境の変化を追跡したい。
5月7日 当研究所では、各地(埼玉県狭山市1カ所2点、秋田市1カ所1点、茨城県つくば市2カ所2点、神奈川県藤沢市1カ所1地点、さらに千葉県松戸市でも計画中)で協力を得て、1m深地温の毎日観測を行っているが、本日新たに、都心(東京都千代田区)での測定を開始した(1ヵ所2点)。東京都心、関東一円、秋田市、と観測点は広がっている。浅層地温の観測から地球の熱環境(地球温暖化・ヒートアイランド現象)の変化の検出を試みている。何よりも、長期にわたる観測が必要である。
4月25日 オーム社より、「地熱エネルギー技術読本」(地熱情報研究所の野田徹郎・江原幸雄による共編 A5版・349ページ)が刊行された。本書は、すでにオーム社より、2012年2月に刊行された「地熱エネルギーハンドブック」(B5版・940ページ)の、よりコンパクトな普及版を目指したものである。単独本としてももちろん、「地熱エネルギーハンドブック」と合わせて、ご利用いただければ幸いである。
4月13日 日本地熱協会平成28年度第1回情報連絡会に出席した。議事は自社紹介(JFEスチール)の後、以下の、現在開発中の地熱開発現場の紹介があった。北海道武佐岳地域、北海道阿女鱒地域、秋田県小安地域、福島県磐梯地域、北海道南茅部地域、青森県城ヶ倉地域、岩手県八幡平地域、北海道恵山地域、熊本県湯の谷地域、青森県八甲田地域の10カ所。その後、運営委員会及び専門部会報告があった。
4月12日 平成27年度第3回地熱研究会(講演会)に出席した。講演は以下の3題であった。①「Thermal Well Casing Connection Evaluation Protocol(TWCCEP)に準拠した高温地熱坑井用ケーシングパイプについて」(エヌケーケーシームレス鋼管株式会社 研究開発部 佐倉 弘持氏)、②「国内地熱発電所に導入した地熱用バイナリー発電設備について」(三菱日立パワーシステムズ株式会社 電力プラント部 地熱プロジェクトグループ 太郎良 彩紀氏)、③「地熱発電の経済性の特徴と国営地熱開発会社の役割~ケニアを例に~」(西日本技術開発株式会社 金子 正彦氏)。活発な質疑が交わされ、また懇親会も盛況であった。参加者数は93名に上った。
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