地熱情報研究所

地熱情報研究所の立ち上げにあたって
地熱から少し離れて
最近の日本の地震活動 最近の日本の火山活動

地熱関係図書など

<< Back 1 |  2 |  3 |  4 |  5 |  6 |  7 |  8 |  9 |  10 |   Next >> 
 2021年11月6日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、気温(気温庁最寄り観測点):11月1日15.4℃、2日15.6℃、3日15.6℃、4日13.3℃、5日13.0℃、当所5㎝深地温:1日14.0℃、2日15.2℃、3日14.5℃、4日13.6℃、5日12.7℃、6日12.2℃は低下が続く傾向にあるが、当所1m深地温:1日17.9℃、2日17.8℃、3日17.9℃、4日18.0℃、5日18.0℃、6日18.0℃で、やや停滞気味である。気温・表層地温は急激に温度が低下しているが、1m深まではまだ十分届いていないということか。
 2021年10月28~29日 仙台市の東北大学青葉山新キャンパスで開催された、日本地熱学会令和3年学術講演会に参加した。29日午前中には、「発電」のセッションで、江原幸雄(当研究所代表)と斎藤 徹(日本地熱協会事務局長)の連名で「持続可能な地熱発電を目指して(その2)」を発表した。
 2021年10月21日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、今月中旬以降低下が続き低地温モードが続いている。特に最近の数日間は急激に(0.5℃/日程度)低下し、冬に向かう傾向がはっきりしてきた。10月12日22.5℃、13日22.5℃、14日22.4℃、15日22.0℃、16日21.8℃、17日21.7℃、18日21.5℃、19日21.1℃、20日20.6℃、そして本日21日20.1℃であった。
 2021年10月20日 14:00~15:00 リタイアされたエンジニアの方で地熱発電に興味を持ち、地熱関係の本の刊行を希望されている方が当研究所を訪問された。いろいろな質問があり、応答した。
 
 2021年10月19日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるがその後も冬に向かう低下モードにある。10月16日21.8℃、17日21.7℃、18日21.5℃、そして本日19日21.1℃。
 2021年10月16日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるがここ3日低下中。冬に向かう低下モードに入ったか。10月12日22.5℃、13日22.5℃、14日22.4℃、15日22.0℃、そして本日16日21.8℃。
 2021年1月13日14:30~16:30 日本地熱協会の2021年度第4回情報連絡会のオンライン会議に出席した。講演は4題あり環境省1件、農水省1件、経産省2件であった。議題は「今後の地熱開発に関する政策」について ①地域共生型の地熱利活用に向けた自然公園法、温泉法の運用等に係わる考え方について(環境省自然環境局国立公園課 課長 熊倉基之氏、同自然環境整備課 温泉地保護利用推進室 北橋義明室長)、②森林における規制について(農林水産省 林野庁 森林整備課治山課企画班 課長補佐 三谷智典氏)、③地熱発電の導入促進に向けた経済産業省の取り組みについて①(経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 政策課係長 山田広平氏)、同②(同庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 課長補佐 西永慈郎氏)。環境省・林野庁ともに地熱開発に対する規制を緩め始めたようだ(理由は政府の政策転換にある)。一方エネ庁は地熱開発促進姿勢が強く維持されている。この規制改革により、地熱発電所の建設が進み、2030年の国の目標累計150万kW達成に向かって着実に前進してほしい。
 2021年10月12日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、10月に入って以降、不順な天候が続き、冬に向かう低下モードになかなか入らないようだ。10月1日22.7℃、2日22.7℃、3日22.4℃、4日22.3℃、5日22.3℃、6日22.3℃、7日22.4℃、8日22.4℃、9日22.4℃、10日22.5℃、11日22.5℃、本日12日22.5℃。7日以降やや上昇気味だがほとんど変化がない・1m深における、上方(地表側)から流入する熱量と下方(深部側)から流出する熱量がほぼバランスしていることを示している。
 2021年10月8日13:00-17:30 令和3年度第2回「地下熱利用とヒートポンプシステム研究会」の講演会(オンライン)に参加した。講演は3件あり、①「気候変動の適応と緩和としての地下温暖化とヒートポンプ」(総合地球環境学研究所 研究基盤国際センター 教授 谷口真人氏)、②「熱エネルギーの脱炭素化と再エネ熱利用の可能性」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 政策研究事業本部 環境・エネルギーユニット 持続可能社会部 主任研究員 高橋 渓氏)、③「小規模地熱発電・温泉発電の現状と課題」(地熱技術開発株式会社 常務取締役 大里和己氏)。時間の都合で、①だけ参加したが、1m深地温測定を進める上で、貴重な内容が多く、今後参考にしていきたい。
 2021年10月5日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、9月末頃に冬に向かう低下モードに入ったように見られたが、10月に入っても低下モードにあるが緩慢な低下である。9月30日22.7℃、10月1日22.7℃、2日22.7℃、3日22.4℃、4日22.3℃。そして本日5日22.3℃。10月に入ってから一時低下したが、その後好天が続き気温はやや上昇気味。気温は9月30日21.6℃、10月1日18.3℃、2日21.6℃、3日20.9℃、4日21.9℃。
 2021年9月27日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、下降モードが見えてきたようだ。9月25日23.3℃、26日23.4℃、そして本日27日23.2℃。なお、5㎝深地温(気温により近い)も9月25日21.2℃、26日19.6℃、27日17.5℃と急激に下がり始めた。秋分の日(9月23日)を過ぎ、季節が明確に変わりつつあるか。
 2021年9月26日 第6次エネルギー基本計画(案)に対するパブリックコメント募集に応じ、(案)第5章「2050年を見据えた2030年に向けた政策対応」について、意見を資源エネルギー庁長官官房総務課に送付した。
 2021年9月26日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、ここ数日は上昇モードになっている。9月21日22.9℃、22日22.9℃、23日22.9℃、24日23.1℃、25日23.3℃、そして本日26日23.4℃。果たしていつ、低下モードに入るか。
 2021年9月20日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、ここ数日上昇モードであったが(9月11日22.5℃、12日22.7℃、13日22.8℃、14日22.9℃、15日23.0℃、16日23.1℃、18日23.1℃)、19日以降、冬に向けた下降モードに入ったか(18日23.1℃、19日23.0℃℃、本日20日22.9℃)。
 2021年9月16日(木)14:30~16:30 地熱研究会主催(GERD)のオンライン研究会に参加した。講演は2件あり、1)「未利用地熱エネルギーの活用に向けた坑口装置の研究開発」(株式会社ティックスIKS)の技術企画部 窪田 亮氏・品質管理課 吉田 涼氏、2)「地熱発電などの深部地下開発時の新たな流動モニタリング技術の開発」であった。1)では酸性流体を生産する井戸に使用する、耐酸性の坑口装置の新たな開発の内容であった。今後フィールド試験に進み、実証されれば、かつ安価に作成できれば、従来使用されてこなかった酸性流体使用が広がるもので期待は大きいだろう。2)では、流体圧入効果を検知する手段として、従来の震源決定法だけではなく、微動変化(水平成分と鉛直成分のスペクトル比の時間変化)も合わせて追跡すれば高精度で流体挙動を明らかにされる可能性が見えてきた。今後に期待しよう。2題とも将来が期待される新技術開発であった。
 
 『2021年9月14日(火)15:30~17:30) ENAA主催の 2021年度第3回地熱発電・熱水活用研究会のオンライン研究会に出席した(主催者によるとオンライン参加者は90名を超えたという)』 講演は以下の2題があった。1)NEDO「IoT-AI」適用による小規模地熱スマート発電&熱供給の研究開発(一社財団法人 中尾吉伸氏)、2)地熱発電所建設に関わる関係法令とその対応について-過去の地熱調査・松尾八幡平地域の経験-(地熱エンジニアリング(株)カジワラ竜哉氏)。両講演とも中身が濃かった。1)では、故障診断のための良いソフトができたようだ。小規模発電の適用実例を増やすとともに、データの揃っている大規模地熱発電所への適用を図って欲しい。暦日利用率を上げるためにも。2)では、対環境省では、立地に過剰な規制がかけられている。進行中の規制改革会議とタイアップし、実効的な改善を図ってほしいものである。少なくとも、2030年度+100万Wt を目指して。
 
 
 
 2021年9月13日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、9月に入って10日間ほど低下傾向であったが、ここ2日ほど上昇した。9月2日25.4℃、3日24.9℃、4日24.3℃、5日23.8℃、6日23.4℃、7日23.2℃、8日22.9℃、9日22.7℃、10日22.6℃、11日22.5℃と低下モードにあったが、昨日12日22.7℃、本日13日22.8℃と上昇した。本日も晴れの天気予報だが上昇傾向が続くか?
 2021年9月9日 15:00-16:30 環境エネルギー政策研究所主催のZoom webinarに参加した。講演は3テーマあり以下のようであった。1.「グリーン・リカバリー戦略と脱化石燃料エネルギーシナリオ」明日香壽川(東北大学教授)。 2.「日本のエネルギー政策の課題」(飯田哲也環境エネルギー研究所 所長)。 3.「エネルギー基本計画への提言」 最後に質疑応答。大きく前進する世界の再エネ転換はやはり圧倒的に太陽光、その10分の1程度が風力。残念ながら、地熱・バイオマスはなかなか見えない。地熱は地域と共生していく道をもっと探らねばならないだろう。そういう中でも、2030年度累計150万kWを達成せねば、2050年以降も見通しは明るくない。地熱発電事業者の一層の尽力を期待したい。なお、エネルギー基本計画へのパブリックコメントは行う予定である。
 2021年9月3日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、昨日よりさらに低下した。9月1日25.7℃、2日25.4℃、そして本日3日24.9℃。このまま低下モードに向かうか。
 2021年9月2日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、これまで、8月21日以降上昇モードにあったが、本日9月2日、下降に転じた。冬への下降モードに入るか。9月1日25.7℃、本日2日25.4℃。今夏の最高地温は25.7℃となる。なお、昨年は9月1日が26.37℃で最高地温、2日以降低下モードに入った。2021年8月は、前年より低下している。
 2021年8月31日 10:30~12:00  JCI (気候変動イニシアチブ)主催のWebinar「最新のIPCC報告書(6次報告書)の内容から脱炭素化への道のりに関する疑問まで」に参加した。第一部 講演「IPCC第6次報告書(第1作業部会)について」 木本昌秀 国立環境研究所 理事長。第二部 Q&A「ここが知りたい! 脱炭素化の取り組みに関する質問にお答えします」 司会 田中 健 WWF ジャパン 気候・エネルギー グループオフィサー 、高瀬香絵 GDP Worldwide-Japan シニアマネージャー等 Race to Zero サークルに参加しているJCIメンバー(東京都、NTTデータサービス、民間企業(環境建築)経営者)等 ⇒日本でも国以外の企業、地方自治体等で積極的に脱炭素化に取り組む団体が増えつつあるが、気温上昇1.5℃未満は難しいかもしれない。いっそうの脱炭素化の加速が必要である。  
 
 
 2021年8月26日 読売新聞同日付夕刊に、地熱発電に関するインタビュー(当研究所代表江原幸雄)記事が掲載された。『地熱発電 拡大に政府が本腰 「脱炭素」へ安定性の魅力 効率アップの新技術』 政府は、脱炭素社会の実現に向けて、温室効果ガスを出さない「地熱発電」の利用拡大を進める方針だ。火山の多い日本に豊富にある地熱資源を十分に活用するため、事業者への開発規制を緩和し、最新の技術を提供するなど、具体的な検討を始めている。
 2021年8月24日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、一時低下傾向にあったが、順調に上昇を始めた。8月18日23.6℃、19日23.4℃、20日23.4℃、21日23.6℃、22日、23.8℃、23日24.1℃、そして本日24日24.3℃。
 2021年8月22日 当研究所(埼玉県狭山市)で連続観測中の1m深地温であるが、最近雨天・曇天が続き、低下傾向であったが(8月13日25.3℃、14日25.1℃、15日24.7℃、16日24.2℃、17日23.7℃、18日23.6℃、19日23.4℃)、ここ2日ほど晴天が続き上昇傾向となった(一昨日20日23.4℃、昨日21日23.6℃、本日22日23.8℃)。今後気温が上昇し、残暑が続き、地温も上昇が続くか。
 2021年8月14日 毎日新聞8月14日付夕刊はこう報じている。『今年7月「史上最も暑い月」』と報じている。 米海洋大気局(NOAA)は13日、今年7月の世界の平均気温(速報値)は約16.7℃で、1880年の観測開始以降で最も暑い夏だったと発表した。過去最も暑かった16,19,20年各年の7月を0.01℃上回ったという。ということは16年16.6℃、19年16.0℃、20年16.0℃、21年16.01℃となる。ちなみに当研究所が継続観測している1m深地温の7月の平均地温は、16年22.74℃、19年21.50℃、20年21.82℃、21年22.52℃であり、過去3年間で見ると上昇傾向で同様である。なお、NOAAによると、アジアで7月の観測史上最も高温だったほか、欧州は史上2位、北米は6位、アフリカは7位、南米は10位だったという。さらに検討する必要があろう。

 2021年8月9日 11:30~13:30  自然エネルギー財団Webinar「2030年持続可能なエネルギーミックスはどうあるべきか」に参加した(本来は8月5日15時~17時に開催されたものであったが、来客のため視聴が不完全であったので改めて視聴)。総合司会 大野輝之 自然エネルギー財団 常務理事。以下の4題の講演後、総合ディスカッション(モデレーターは 高橋 洋 都留文科大学 地域社会学科 教授)。

1)政府のエネルギーミックス案は世界をリードできるのか  大林ミカ 自然エネルギー財団 事業局長。2)自然エネルギーの可能性:太陽光発電と風力発電を中心に 木村啓二 自然エネルギー財団 上級研究員。 3)原子力発電の行き詰まり 大島堅一 龍谷大学政策学部 教授。4)石炭火力を問う 平田仁子 気候ネットワーク 国際ディレクター/理事

政府の第6次エネルギーミックスは中身がないまま、菅首相が2050年カーボンニュートラル突然打ち上げたことから始まってたもので、今回の6次エネルギー基本計画で初めて中身が出された。しかし、原発と石炭火力を温存したままで、数値合わせをしたもので、実現性に欠け、とても世界をリードできるものではなく、世界と逆行していることが明らかにされた。石炭火力延命は世界の動向に全く反しており、原発もコスト的に、将来を含めて全く問題にならず、世界の動向とはまったく相いれないものである。また、実現しない将来技術に賭けるという将来展望に全く欠ける状態になっている。政府の提案は、実現しない目標、世界の動きとは完全に背を向けた方向となっており、すぐ行きつまり、近いうちに抜本的に変えざるを得ないことになろう。REの行き方は、世界の潮流を把握しながら、限定された政府目標とはかかわりなく、再生可能エネルギー100%を目指すということだ。REの中で、太陽光発電・風力発電が進展していく中で、地熱発電の立ち位置が難しくなっている。最低限政府の2030年度目標は達成しなければならないだろう。地熱発電事業者の一層の尽力を期待したい。

<< Back 1 |  2 |  3 |  4 |  5 |  6 |  7 |  8 |  9 |  10 |   Next >> 
Institute for Geothermal Information. All Rights Reserved.