地熱情報研究所

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 2021年2月5日 当研究所で継続観測を行っている1m深地温であるが、本日は昨日と同じ9.69℃であった。このことは地中へ流入する熱量と地表面から大気中に流出する熱量が等しいことを示している。明日以降、地温は上昇するのではないか。最寄りの気象庁観測点所沢の日平均気温は2月3日3.5℃、4日5.0℃と上昇している。狭山観測点の5㎝深地温は2月4日1.3℃、2月5日1.4℃と若干上昇している。5㎝深地温は1m深地温より気温との連動性が高い。明日以降の地温の変化が楽しみである。
 2021年2月4日 当研究所で継続観測中の1m深地温は昨日(9.64℃)より若干上昇した(本日4日9.69℃)。今後春に向かった上昇モードとなるか。
庭では薄氷が張った。大分県の九重火山は降雪が続いているようだ。
 2021年2月3日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、昨日(9.68℃)よりわずかであるが低下し、9.64℃となった。いよいよ年最低地温を記録するのも間近か。なお、今朝は薄い氷が張った。
 2021年2月2日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、9.68℃で、前日1日9.83℃より低下した。地温はまだ、上昇モードになっていないようだ。本日狭山市は雨、大分県の九重火山はまた新たな積雪があったようだ。
 2021年2月1日 当研究所で継続観測中の1m深地温は本日9.83℃と前日1月31日(10.00℃)よりも明確に低下した。まだ、低下する可能性もある。年最低地温はいつごろ記録するだろう。最近2年間の年最低地温を記録しているのは9.43℃(2019年2月17日)、9.98℃(2020年2月12日)。今年はもう少し時間がかかるかもしれない。
 2021年1月31日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、前日30日の10.16℃からさらに低下し、10.00℃となった。今季最低地温である。さらに低下し、年最低地温を今週中には記録するか?
 2021年1月30日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、昨日(1月29日10.18℃)は前日(28日10.12℃)より上昇したが、本日(30日10.16℃)は前日(29日10.18℃)より低下した。1月に入って変動が繰り返しており、すでに今季の最低地温を記録したかどうか判断できない。春へ向かっての上昇モードに入ったかを判断するには、あと1週間程度地温動向を確認する必要があるだろう。
 2021年1月29日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、昨日28日に続いて、前日より上昇した。27日10.01℃、28日10.12℃、本日29日10.18℃。1月27日が今季年最低地温を記録したかもしれない。これまでの年最低地温は以下の通り。2013年8.63℃(1月22日)、14年7.05℃(2月20日)、15年8.55℃(2月12日)、16年9.39℃(1月28日)、17年8.82℃(1月28日)、18年7.64℃(1月31日)、19年9.43℃(2月17日)、20年9.98℃(2月12日)、本年10.01℃(1月27日)。地温自体は2013年以降で今年が最高になっている。記録した期日は早いほうであるが、際立って早くもないようだ。27日10.01℃が今季最低地温であるかどうかはもう少し見る必要があるだろう。
2021年1月27日 当研究所で継続観測している1m深地温であるが、5㌢地温、最寄りの気象庁観測点の気温は上昇小傾向になりつつあるが、依然と低下を続けている。1月24日10.32℃、25日10.28℃、26日10.11℃、そして本日27日10.01℃となっている。年最低地温を記録するのは、もう少し後になりそうだ。
2021年1月26日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、ここ2日ほど、低下傾向にある。1月24日10.32℃、25日10.28℃、本日26日10.11℃。年最低地温を記録するのは、もう少しかかりそうだ。
2021年1月24日当研究所(埼玉県狭山市:関東平野南部)で継続観測中の1m深地温であるが5日ほど低下傾向が続いていたが、昨日23日より0.18℃高い10.32℃に上昇した。折から、数日前から出ていた降雪予報(1~5㌢)が出ていたが、雨は降ったが雪は降らず、気温もそう低くはなかったようだ。庭には氷は張らず、水道管にも何の影響も出ていない。地温は年最低地温を脱したか? 例年より少し早いようだが。今後の観測が楽しみだ。
2021年1月23日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、本日1月23日、前日より(1月22日10.17℃)わずかに下がって10.14℃であった。昨日22日の最寄りの気象庁観測点の日平均気温は6.4℃は、18日2.2℃、19日1.8℃、20日2.0℃、21日2.0℃より急激に上昇した。また、本日の狭山観測点の地下5㌢地温(当日の気温に近い6.7℃であった。これはここ数日の5㌢地温より5~6℃高い)。すなわち、地温が上昇する条件がそろっている。しかし、実際は前日より若干下がっている。このことは、狭山地点の1m深地温は長期的な低下モードにある中で、一時的な地温上昇にあったと言える。地温はやがて長期的な地温低下のモードから上昇に転じるだろう。なお、狭山地点での年最低地温は以下のようになっている。2020年2月12日9.98℃、19年2月17日9.43℃、2018年1月31日7.64℃、17年1月28日10.73℃、16年1月28日9.39℃、15年2月8日8.55℃、14年2月20日7.05℃、13年1月22日8.63℃となっている。ここ8年程度の年最低地温は1月下旬から2月中旬に記録している。本年2021年は果たしていつ最低地温を示すのか、興味深い。1週間程度で実現するのではないか。
2021年1月22日 当研究所で継続観測中の1m深地温は本日も低下を続け10.17℃(昨日21日10.24℃)となった。庭の小皿にやや厚い氷が張った。地温はまだ上昇モードには復帰しないようだ。
2021年1月21日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、冬季の低下モードにあったが、一時的に上昇に向かった。またここ数日低下傾向に戻った。1月17日10.30℃、18日10.46℃、19日10.44℃、20日10.36℃、そして本日21日10.24℃。今朝も庭では薄氷が張った。地温上昇モードに至るのはいつのことだろうか。
2021年1月20日 当研究所で継続観測中の1m深地温は、2日続けて低下した。1月18日10.46℃、19日10.44℃、本日20日10.36℃。24節季の大寒に相応しいともいえよう。明後日以降回復、その後上昇モードに転じるか。興味あるところだ。地温も春に向かうだろう。
2019年1月19日 本欄は「地熱エネルギー」を中心として、議論等を紹介しているが、本日は「風力発電 難しいアセス迅速化 詰め寄られる環境省」という毎日新聞1月19日付朝刊の風力発電に関する記事を紹介する。実は、地熱発電は現在、風力発電と同様、環境省による「環境アセス」が進展の大きな障害になっている。これを紹介することによって、地熱事業関係者に一考を期待したい。新聞記事は以下のように紹介している。・・・・・2050年までに国内の温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標の達成に向け、再生可能エネルギーの大量導入に向けた議論が加速している。政府は再エネの主力となる風力発電施設の設置基準の緩和を目指すが、課題は少なくない。・・・「このスピード感では所管官庁を変えざるを得ない」 20年12月1日に初会合が開かれた、再エネ規制制度を総点検する内閣府の有識者会議。風力発電の環境影響評価(環境アセスメント)の設置基準見直しの議論を巡り、河野太郎行政改革担当相がアセスを担当する環境省幹部に強い言葉で詰め寄ったという。この日の会合で河野氏は、風力発電で環境アセスを実施する基準を、現行の1施設当たり定格出力1万キロワット以上から、風力が進む英国など主要先進国並みの5万キロワット以上にするよう環境省に要求した。「関係者らとの協議が必要」として明確な回答をためらった環境省側の姿勢に、怒りを爆発させた格好だ。「スピード感を持ってできるかどうかが問われている。今年度内にそこはしっかり対応してください。菅内閣では言い訳は通用しない」。河野氏がそう畳みかけると、環境省幹部は「わかりました」と消え入りそうな声で答えるのがやっとだったという。環境省の試算では、国内の陸上で風力発電を設置できる可能性が高い地域の発電量は118ギガワット。だが、20年6月時点の導入量は約4ギガワットで、太陽光など再エネ全体の約7%に過ぎない。政府は12月25日、「50年ゼロ」の達成に向けた「グリーン成長戦略」とその実行計画を発表。安定した風が吹くため陸上よりも効率的な洋上風力発電を重点分野の一つに位置付け、40年までに最大45ギガワットとする目標を掲げた。洋上風力は国が促進地域として指定した秋田、千葉、長崎3県の5地域で事業化に向けた取り組みが進むも、漁業者との調整などが必要になるため、主力電源化には時間がかかる。このため、当面は陸上風力の導入が最優先の課題と言えるという状況にある。⇒地熱発電でも環境アセス・温泉事業者とのかかわりで、同様の問題が立ちはだかっている。形式的には改善がなされた文章が作られつつあるが、環境省本省の怠慢によって実効性がほとんどない。風力発電の場合と同様である。環境省本省は、再生可能エネルギーを進めるとは口にするが、現場の規制は強く、また環境省は本来、規制官庁であり、規制緩和には伝統的に慎重であり、なかなか変われないようである。規制と推進が話がつかなければ、当初の大臣の「所管官庁を変えざるを得ない」という言葉も出てきかねない。地熱発電事業者も、風力発電の手法を学ぶことあるいは風力発電と共同戦線をとることも意義があろう。そのような中で、河野大臣を地熱にも振り向かせる戦略が必要ではないか。あるいは、資源エネルギー庁所管と環境省所管を合体させ、資源・環境省を新設することもあろう。再エネ先進国ではその例がある。守旧派の抵抗が強い場合には抜本的な改革が必要かもしれない。わが国で太陽光発電が進んだ要因の一つには、同一省(農林水産省)の中に太陽光発電推進派と農地維持派が、対立していたが、そこは同一省内のことで、最終的に合意ができ、太陽光発電が進展した例は国内にある。
2021年1月19日 当研究所で継続観測中の1m深地温は、長い低下モードが続いている中、最近5日間ほど上昇モードにあったが本日19日は若干下がった。15日10.07℃、16日10.19℃、17日10.30℃、18日10.46℃、そして本日19日10.44℃。なお、5㎝深地温は0.3℃。庭ではやや厚い氷が張った。
2021年1月18日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、依然と上昇中である。1月16日10.19℃、17日10.30℃、そして本日18日10.46℃。予報によればまだ寒い日がありそうであるが、地温はどう変化するであろうか。このまま上昇を続けると、最近9年間で、最速の年最低地温(1月14日10.05℃)を記録することになる。
2021年1月17日 当研究所で継続観測中の1m深地温は昨日から明瞭に上昇した。1月14日10.05℃、15日10.07℃、16日10.19℃、そして本日17日10.30℃。今日は庭に置いている小鳥の水飲み用の小皿の水も凍っていなかった。昨日までは毎日凍っていた。今日の最低気温は氷点下にならなかったようだ。入射する日射量が増加し、浅層地中へ熱がより多く流入するようになった。また、ここ数日水道の水の出が悪かったが、地温上昇と時を同じくするかのように、水の出は改善されつつあるようだ
2021年1月16日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、昨日に続き地温は上昇し10.19℃となった。1月13日10.19℃、14日10.05℃、15日10.07℃、そして本日16日10.19℃。上昇モードに転じたか注目して行こう。
2021年1月15日 当研究所(埼玉県狭山市)で2012年5月8日から継続観測中の1m深地温であるが、今期も秋~冬に入って低下モードにあったが、本日1月15日今季初めて上昇した。1月9日11.00℃、10日10.84℃、11日10.63℃、12日10.40℃、13日10.19℃、14日10.05℃、そして本日15日10.07℃となった。ここ数日気温が高くなっており(最寄りの気象庁観測点所沢の日平均気温は1月11日0.2℃、12日1.9℃、13日3.9℃、14日6.3℃と上昇、日最高気温も同様な傾向)一時的な上昇か、15日が今期の最低気温になったかが注目される。これまでの観測結果からみるとやや早い気がするが。 2013年以降の年最低地温を記録した日を調べてみると、2013年1月22日、8.63℃、2014年2月20日7.05℃、2015年2月12日8.55℃、2016年1月28日9.39℃、2017年1月28日8.82℃、2018年1月31日7.64℃。、2019年2月17日9.43℃、2020年2月12日9.98℃である。数日後には結果が出るだろう。楽しみだ。
2021年1月14日(木)15:30~17:30 ENAA主催の2020年度 第5回 地熱発電・熱水活用研究会(オンライン)に参加した。講演は以下の3つがあった。 1番目は高橋賢一氏((株)IHI 産業システム・汎用機械システム事業領域 事業推進部 バイナリーグループ 主査)による「(株)IHI のバイナリー発電装置のご紹介」。  出力125kW級のバイナリープラントの紹介であった。特に目新しい話ではなかったが、実証試験を終え、市販されるようだ。 2番目は山田広平氏(経産省資源エネルギー庁 資源燃料部政策課 係長(地熱資源開発))による「経済産業省の地熱開発の取り組み」。  前年の話と大きな違いはなかったが、今後の地熱発電は1000 kWあるいは2000kWを境界として別分類となり、それ以下は地域電源(FIT適用)として、それ以上は競争電源(FIP適用)となるようだ。また、2030年度目標の+100万kW目標は難しそうであるが、次年度も一定の国の支援は出るようだ。電力ネットワークについては地熱を含む再可能エネルギー発電が進むような解決法を期待したいものだ。また、地熱開発の最大のネック解消のためには、「地熱基本法」の整備を是非ともお願いしたいものだ。 3番目は森田誠也氏(日鉄鉱業(株)鹿児島事業所長、日本地熱協会副会長)による「地熱発電の現況と課題」  2030年度目標達成は現状では達成されそうにないこと、開発を進展させるために、国への要望が示されたが、少しインパクトに欠けたようだ。エネ庁山田氏に大事な項目を直接強く注文しても良かった。
2021年1月13日 16:30~17:30 JOGMEC主催の沸騰地熱塾 第4回オンライン参加した。伊藤香苗氏(東京大学大学院法学政治学研究科)の松川地熱発電所建設の経緯を歴史的に明らかにした講演があった。丹念に歴史資料を収集分析、建設当時を知る人々にもインタビューしたようで、研究の最終結果ではないが、興味深いものであった。現在、地熱発電開発は温泉関係者を含めた地元関係者とのやりとりが難しい局面が多いが、日本最初の地熱発電所として、松川地熱発電所建設では種々苦労があったと思われるが、地元(住民)、事業者と地元(自治体)三者の関係が非常にスムーズで、三者の関係は理想的ともいえる関係が形つくられ、相互にメリットのある形で、発電所からの熱水利用を含めて、三者は対立関係ではなく、まさにWin-Winの関係にあったようだ。地域が大きなメリットを感じる、地域のための地熱エネルギーの開発利用であったことが大きな要素であった。もちろん各団体に情熱を持ち続けた人々がいたことも重要な要素であったが。日本の地熱黎明期に、ほぼ理想的な形で地熱発電所が作られたことに改めて感銘を受けた。最近は「地元理解」という言葉がよく使われるが、その言葉がなくても「地元との共生」が実現していたようだ。なお、技術的な特徴を考えると、松川地熱発電所は長きにわたって安定発電を続けてきたが、掘削蒸気の増加に応じた、段階的開発を進めたことが功を奏したと理解できるだろう。
2021年1月10日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、冬季の中心に向かって、概略低下傾向にある中で、5日間程度ごとに同じ傾き(地温の時間変化率一定)の線分で以下のように線形近似されるようだ。すなわち、12月28日ごろから1月1日ごろ(やや上昇傾向)、1月1日ごろから5日ごろ(やや低下傾向)、5日ごろから10日ごろ(やや低下傾向)となっている。いずれも5日間程度の群になっている。これは72候のそれぞれの間隔(365日/72候=5.07日/候)にほぼ等しく、72候の一つ一つの気候は、その間は温度一定というより、温度の変化率が一定に相当しているようである。おそらく人間の季節感覚(72候)は、温度一定ではなく、温度変化率一定で規定されているようである。今回示したのは、冬期間の3例だが、これまで春~夏期間の100日間程度で同様な性質を確認しており、72候で季節変化を感じていく(=分類する)ことは人間にとって合理性があると思われる。
2021年1月4日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、昨年末は低下モードではなく、変動するがほぼ一定の状態であったが、新年に入り低下モードに戻ったようだ。最近の1m深地温は、2020年12月31日12.02℃、2021年1月1日11.93℃、2日11.77℃、3日11.57℃、そして本日4日11.43℃と低下モードとなっている。
2020年12月31日 当研究所(埼玉県狭山市)では2012年5月8日以降、所内で1m深地温の観測を継続してきた。今年も冬に向かい地温低下モードに入っていたが、12月28日以降、やや停滞あるいは増加傾向もみられ、低下モードから外れているように見える。それに対応する最寄の気象庁観測点所沢の日平均気温(以下気温と表示)とともに1m深地温の変化を示す。1m深地温12月26日12.05℃(気温4.5℃)、27日11.99℃(気温5.4℃)、28日11.96℃(気温7.2℃)、29日11.99℃(気温6.0℃)、30日12.04℃(気温5.7℃)、そして本日31日12.02℃(気温未公表)となっている。気温も変動しており、詳細な検討が必要だろう。
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