地熱情報研究所

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 2021年6月20日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、梅雨空が続き時折雨が降り、変動をしているが、本日20日は昨日より上昇した(6月16日20.93℃、17日20.99℃、18日20.94℃、19日20.74℃、そして本日20日20.85℃)。上昇モードに転じるか。
 2021年6月18日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが6月上旬以降盛夏に向かっての順調な上昇モードにあったが、本日6月18日はやや低下した。6月16日20.93℃、17日20.99℃、そして本日18日20.94℃。昨日午後の急激な強いにわか雨、強い風が渦拡散や蒸発で大気中に熱を放出した結果か?
 2021年6月11日 日最高気温は6月8日31.1℃、9日30.8℃、10日30.2℃と3日続いて真夏日となり、強い太陽放射による地中への熱の流入も増え、1m深地温は6月8日19.49℃、9日19.67℃、10日19.88℃、そして本日11日20.09℃と1日当たり約0.2℃の急上昇となっている。本日11日も猛暑が予想されており、地温も急上昇するか。
 2021年6月10日14:00~15:30、地熱技術開発株式会社主催の2020年度第4回地熱研究会の完全オンライン開催に参加した(参加登録者は82名ということで、この種の地熱に関する研究会では80~100名は参加するようである)。2つの講演があった。1つ目の講演は、「配管内のスケール成長・腐食進行現象の予測技術開発」(京都大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻 教授 三ケ田 均氏):通常、スケール。腐食問題は、化学的観点からなされてきたが、「流れ」という観点からの解析には新鮮味を感じた。スケールおよび腐食に関する物理的考察の有効性を理解したが、化学的考察も加味することによって、スケール成長・腐食進展のメカニズム解明・予測が総合的にかつ数値的にできるような見通しが持てた。今後の進展を期待したい。 2つ目の講演は「JOGMEC地熱資源の活用による地域の産業振興に関するモデル地区:湯沢市における地熱開発の取り組み」(湯沢市総務部 企画課 企画政策班 班長 小山 貢氏) 湯沢市は、地熱開発利用先進地域であり、JOGMECによる産業振興に関するモデル地区に選定され、それにかかわる諸活動の紹介であった。ただ、採択後、コロナ禍のため、他地域との交流活動は残念ながら不十分で、コロナ収束後の交流活動を期待したい。2つの地熱発電所があり、3地点の開発調査が進んでいる。熱水の利用も多岐にわたっており、今後とも他の地熱地域へ、刺激を与えていってほしいものである。
 2021年6月9日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、6月に入って上昇モードが続いている。5月31日18.73℃、6月1日18.82℃、2日18.84℃、3日19.00℃、4日19.10℃、5日19.21℃、6日19.29℃、7日19.39℃、8日19.49℃、そして本日9日19.67℃。
 2021年6月5日 梅雨入りの宣言がなされない中、梅雨空が続くが、地温は5月30日以降、上昇モードが続いている。5月30日18.64℃、31日18.73℃、6月1日18.82℃、2日18.84℃、3日19.00℃、4日19.10℃、本日5日19.21℃。そこで駄句を一句「梅雨最中(さなか) 一段と増す 紫陽花色」。
 2021年6月1日 NHK札幌放送局から地熱発電に関するWeb記事(今回は、特に地熱発電と温泉との関係)が配信されました。当研究所では、情報提供とコメントを提供しました。ご関心のある方は以下のURLをご覧ください。
 

 

 
 2021年5月31日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、一時的に低下モードにあったが本日5月31日は上昇に転じたようだ。5月27日18.61℃、28日18.71℃、29日18.65℃、30日18.64℃、そして本日31日18.73℃となった。
 2021年5月29日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、昨日まで上昇モードにあったが、本日29日は一転して下降した(本日29日18.65℃。昨日28日18.71℃)。天候も不順だが、地温も変動的。
 2021年5月27日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、ここ数日雨天・曇天も続くが、5月23日以降、上昇モードを続けている。5月21日18.15℃、22日18.15℃、23日18.22℃、24日18.26℃、25日18.29℃、26日18.38℃、そして本日27日18.61℃であった(なお、昨夜来今朝まで小雨が降っていた)。
 2021年5月22日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、5月20日までは、上昇モードにあったが、その後、雨天あるいは曇天が続き、低下・停滞状態にある。5月20日18.30℃、21日18.15℃、22日18.15℃であった。
 2021年5月21日 NHK札幌放送局の野村エグセクティブ・アナウンサーから依頼を受けた「地熱発電に関するWeb原稿の見直し」を行い、コメントを送付した。Webに公表されたら、地熱協会に連絡し、協会員と情報共有を図る予定である。
 2021年5月19日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、5月15日以降上昇モードとなっている。15日17.52℃、16日17.78℃、17日18.05℃、18日18.09℃、そして本日19日18.19℃。雨が時折しとしと降る天候が続くが、日射もそれなりに地中に流入しているようだ。
 2021年5月17日 本研究所で継続観測中の1m深地温であるが、5月15日以降上昇モードに戻ったようだ。15日17.52℃、16日17.78℃、17日18.05℃。梅雨入りが近まっているので、当面変動しながら、梅雨明け後、一気に上昇モードに入るか。
2021年5月14日 当研究所が加入している気候変動イニシアティブ(JCI)から、JCIニュースレター第45号が配送されたので、その一部、動画公開:”Race To Zero” ビジネス円卓会議 を紹介します。この会議は、2021年4月19日(月)15:00~16:30 に、国連COP26気候変動行動ハイレベルチャンピオンのナイジェル トッピング氏が、日本のビジネスリーダーを招き、日本のビジネスがリードする気候変動対策を紹介する円卓会議を開催したものです。この会議は、日本における「Race To Zero(ゼロへのレース)」の機運の高まりを示すことを期待し、開催されたものです。JCIは、日本気候リーダーズパートナーシップ(JCLP)、気候変動に関するアジア投資家グループ(AIGCC)、駐日英国大使館とともに本円卓会議の開催に協力したものです。 本会議には、JCIに参加するリコーの山下良則代表取締役・CEOや日立製作所のアリステア・ドーマー代表執行役副社長、キリンホールディングスの溝内良輔常務執行役員などをはじめ、末吉竹二郎JCI代表、JCI運営団体であるJCLPから三宅香共同代表など、多様なセクターからの登壇がありました。また、英国政府からアロウ・シャーマ駐日大使のほか、小泉進次郎環境大臣、国連革新的ファイナンス・持続可能な投資担当特使の水野弘道氏が基調講演を行いました。アーカイブ動画は以下です(日英オリジナル音声のみ)。https://japanclimate.org/news-topics/business-roundtable/

 
 2021年5月12日 15:30~17:30 エンジニアリング協会の2021年度 地熱発電・熱水活用研究会(オンライン)が開催された。以下の2件の講演が行われた。1)「温泉泉質の遠隔連続モニタリングシステムの」のご紹介 産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所 再生可能エネルギー研究センター 総合研究主幹 浅沼 宏氏
2)「地熱・バイオマス資源を活用する低コスト低炭素化水素製造技術開発・実証事業」 清水建設株式会社 LCV事業本部 技術顧問 児玉一夫氏
 2021年5月12日 13:30~15:00 日本地熱協会の2021年度第1回情報連絡会(オンライン)に参加した。新規会員自社紹介2件の後、以下の講演が行われた。『北海道弟子屈町における「オン給湯及びバイナリー発電事業推進調査業務」の概要と連続温泉モニタリングシステム「おゆれこ」紹介』 石油資源開発株式会社 新規事業推進部 薮田 明野氏 および 株式会社 物理計測コンサルタント 営業本部 新技術事業室 藤井 毅氏
 
最後に、運営委員会及び専門部会報告があった。
 2021年5月10日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、5月5日以来上昇を続け、夏に向かった上昇モードに入ったようだ。5月5日16.29℃、6日16.31℃、7日16.39℃、8日16.63℃、9日16.78℃、そして本日10日16.99℃。
 2021年5月8日 今日で1m深地温観測を始めて10年目に入った。どうやら欠測なく続けてこられた。現在は関東地方を中心に秋田市、福岡県糸島市に広がり計10か所以上に展開されている。「浅層熱収支研究会」という研究グループも結成されている。今年の1月には観測結果のこれまでのまとめを日本地熱学会誌に発表した。今後も可能な限り続けていくつもりである。ところで今日の地温は16.63℃。5月5日16.29℃、6日16.31℃、7日16.39℃、そして本日16.63℃。夏に向かって順調な上昇モードに入ったようだ。
 2021年5月7日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、昨日に続き上昇し16.39℃となった(前日6日16.31℃)。夏に向かう上昇モードになるか。
 2021年5月6日 当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、5月に入っても変動が続くが、本日5月6日は16.29℃で、前日より0.2℃上昇し16.31℃になった。夏に向かった上昇モードになるか。昨日6日は立夏、暦の上では、立秋までが夏となる。
2021年5月1日 NHK札幌放送局は「地熱発電に関するWEB記事」を配信しています。以下のサイトをご覧ください。

 

 2021年5月1日、当研究所(埼玉県狭山市)で継続観測中の1m深地温であるが、4月28日以降、上昇モードに入っている。4月28日16.05℃、29日16.07℃、30日16.14℃、そして本日5月1日16.28℃。5月1日の地温としては、過去9年間では、14.51℃(2013年)、16.54℃(2014年)、17.43℃(2015年)、16.05℃(2016年)、15.53℃(2017年)、17.04℃(2018年)、15.47℃(2019年)、13.94℃(2020年)、そして16.28℃(2021年)となっている。過去記録から見ると、上から4番目の高い地温である。今後、どのように上昇するか興味を持ちながら、観測を続けよう。

 

 2021年4月27日 15:00~19:00 内閣府規制改革推進室担当の「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース(第8回)」(Zoom Webinar)に視聴参加した。担当の河野大臣は、後ろ向きの環境省や国交省に2050年カーボン・ニュートラルの観点から、かなり切り込んでいた。以前、規制改革推進室担当の会議に出席したがかなり重要な会議と認識していたが、今回、地熱協会からも事務局長、元会長が出席し意見を述べていた。なお、再生可能エネルギー全体に認識が深い他の委員(都留文科大学高橋洋委員や自然エネルギー財団の大林みか委員等)も出席しており、地熱にとって重要な発言をしてくれていた。2050年カーボン・ニュートラルに向けて、再生可能エネルギーの増大と共に、省エネルギーも必要という認識であった。住宅の省エネルギーが大きなポイントで、国交省は旧態依然のようで、委員からの質問も多く、また、大臣からの切込みも鋭かった。
 2021年4月24日 当研究所で継続観測中の1m深地温であるが、4月21日以降、順調に上昇モードに入っているようだ。4月21日15.07℃、22日15.29℃、23日15.51℃、そして本日24日15.72℃。同日の過去最高2018年16.35℃よりやや低いが、この上昇ペースであれば、数日後には過去最高を更新するのではないか。
 2021年4月22日 当研究所で行っている1m深地温の継続観測であるが、4月17日以降(4月17日14.97℃、18日14.98℃。19日15.01℃、20日15.03℃、21日15.07℃)微増が続いていたが、本日22日は明瞭に上昇し15.29℃となった。夏に向かう上昇モードになるか。
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